赤ちゃんの椅子と言ったらバンボ?
くらいの感覚でバンボについてよくわからないことも多いですよね。
バンボとは世界中で利用されている、赤ちゃんの体に優しい設計が施されている椅子です。
今回はバンボってどんな椅子なのか、赤ちゃんの体によくないって噂も聞くけど大丈夫なのか、どんな時にみんな使っているのかなど、実際にバンボを利用したわたしの実体験を交えて書いていきます。
1、そもそもバンボって何?
バンボとは世界130カ国以上のパパママから愛用されている赤ちゃん専用の椅子です。
この椅子、他の椅子と大きく違う点はまだ腰の据わらない赤ちゃんでも座らせることができるという点です。
それを可能にしているのはバンボカーブと呼ばれる、お尻部分の凹み。
このカーブに沿って赤ちゃんの背中やお尻を包み込み、体に無理のないお座りの姿勢を作ることができます。
重さ:1.2kgと持ち運びラクラク
掃除:表面に加工が施されているのでサッと拭くだけでOK
安全面:尖ったところがなく、柔らかいので赤ちゃんが怪我する心配ナシ
デザイン:ビビットカラーの丸みを帯びた形で可愛いさ演出
正式名称:バンボベビーソファ
2、赤ちゃんはいつからいつまでバンボを使えるのか
首が座ってから使用できます。
なので、3〜4ヶ月ごろでしょうか。
座らせてすぐに前のめりになってしまったら、まだちゃんと首が座っていないサインなので使用はもう少し後にしてください。
バンボの卒業時期は公式サイトには生後14ヶ月ごろ、体重10kgまで使用可能と書いてありましたが、周りのママ友を見ているともっと早くに卒業している子が多かったです。
いや、正しくは卒業せざるをえなかった…
なぜなら、太もも部分が全く入らなくなるから!!笑
赤ちゃんの体格にもよりますが、わたしの周りでは7ヶ月ごろには卒業する子が多かったです。
これはバンボを使う上での注意点として次の章で詳しく書きます。
3、赤ちゃんがバンボを使う上での3つの注意点
バンボを使う上でいくつか注意点があります。
公式サイトに記載されている注意点とわたしが実際に使用して感じた注意点をまとめました。
(1)長時間座らせない
バンボについて調べていると、赤ちゃんの体に負担がかかるという内容を見かけたことはありませんか?
それは長時間バンボに座らせた場合を指します。
長時間座らせると赤ちゃんは疲れて前のめりの姿勢になります。
これがよくない姿勢です。
前のめりになるとお腹を圧迫してしまいますのでこの場合はすぐにバンボから降ろしてあげましょう。
公式サイトでもバンボに座らせたときの姿勢は悪い姿勢ではないと記載されていますので、バンボに座らせること自体の安全性は保証されています。
(2)決して赤ちゃんから目を離さない
赤ちゃんは何をしでかすかわかりません。
力が強いお子さんなら、暴れた時にバンボと共にすっ転んでるかもしれません。
抜け出せにくい作りとは言え、抜け出しているかもしれません。
思いがけない事故に見舞われないよう、必ず目の届く範囲で使用してください。
何かあった時でもすぐに気付いて手を差し伸べられる距離にいてください。
(3)ムチムチなお子さんの場合、足が入らない
腰据わり前の赤ちゃんでも安定して座れるようにと配慮された、太ももにフィットする作り。
これがムチっ子の場合、まず太ももが入りません(笑)
わたしは友人の家にあったバンボを借りようと、当時生後6ヶ月、体重8.5kgの娘をバンボに座らせたところ太ももにブロックされて使用することができませんでした。
4、実際にこうやって使用した!バンボ3つの活躍シーン
せっかく買っても使用頻度が少なかったらもったいない!
バンボを購入するにあたってみんなどんな使い方をしているのか気になりますよね。
実際にわたしがどんな使い方をしているのかご紹介します。
(1)掃除など、ちょっとじっとして欲しい時
寝返りやハイハイができるようになると一瞬たりとも目が離せませんよね。
しかしそんな中でも家事はしないといけない…
ちょっと相手をしてあげられない時はママのそばにバンボで座らせてあげればいたずらをする心配はありません。
うちの子はいつもと違う目線の高さで物が見えるからなのか、割と機嫌よく座ってくれていました。
(2)離乳食をあげる時
離乳食は大体5ヶ月あたりから始まります。
その時期は腰が据わっていない赤ちゃんも多いのでバンボはめちゃめちゃ活躍した!という声が多かったです。
赤ちゃんを膝に乗せてご飯をあげることもできるのですが、すごく食べさせづらいし、わたしはなんだか二人羽織している気分でした(経験者は語る)
ちなみにわたしは膝上で離乳食をあげることは早々に諦め、バンボではなくバウンサーを使用していました。
もしも離乳食をあげるためにバンボを購入しようか迷っているならわたしの体験談をまとめましたので参考にしていただけますと幸いです。
(3)お風呂をまってもらう時
公式サイトにも掲載されているようにお風呂場では絶対に使用せず、必ず脱衣所で使用してください。
お風呂に一人で入れている場合、どこで赤ちゃんに待っていてもらうのか迷いますよね。
バンボなら赤ちゃんがママの姿を見ながら待つことができるので安心しますし、ママも赤ちゃんの様子がパッとわかります。
寝返りが始まりタオルに包んで脱衣所に寝かせておくのに限界を感じているママにオススメの使用方法です。
5、実は成長に合わせて3段階の変形をするバンボもある
バンボと言っても実は2種類あるの知っていますか?
ここまでで説明してきたバンボベビーソファと腰据わり後に使用可能なバンボマルチシートがあるんです。
バンボマルチシートは一人で座れるようになる6ヶ月頃から使用できます。
これはマルチシートよりも太もも部分に余裕があるのでムチっ子でも問題なく使用することができます。
生後6ヶ月で8.5kgあったわたしの娘でもすんなり座ることができたので、我が家はバンボマルチシートを使っていました。
<変形2>バンボの背面部分に収納可能なテーブルがあり、離乳食の時に活躍
<変形3>大人の椅子に取り付け可能なのでベビーチェアを買う必要がない
まとめ
バンボは安全性も高く赤ちゃんの初めての椅子としてオススメの商品です。
ただ、赤ちゃんの体格によって使用期間が大きく変わってくるのが難点。
お子さんを座らせることを目的としてバンボを購入するのであれば、大きめのお子さんの場合はバンボマルチソファーもしくはバウンサーがオススメです。