出産費用が7万円?!その秘密は妊娠前に保険を見直すだけだった

妊娠前の夫婦 お金
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「妊娠出産に備えて保険に入った方がいい」
なんて言葉を耳にしたことはありませんか?

妊娠出産は何があるかわかりません。
今まで体は丈夫な方だと思っていても、もしかしたら切迫早産や切迫流産と診断されて数週間入院を強いられるかもしれません。

そうなったら入院費用も結構な金額になってしまいます。
少しでも妊娠出産にかかる費用を抑えるためには、妊娠前に保険に加入することです。

今回は妊娠・出産にかかるお金から実際に私が保険に加入していたおかげで出産費用が7万円で済んだという体験談を交えた話をしていきます。

1、妊娠・出産にかかるお金は大きく7つ

いくら
妊娠出産は具体的にどのくらいお金がかかるのか。
国のデータをもとに平均値でご説明していきます。

(1)検診費用

妊娠がわかったら定期的に検診に行かなくてはいけません。
平均で14回と言われていますが、双生児であったり、妊娠中に異常がある場合はもう少し検診回数が多くなります。

住んでいる市区町村で妊婦検診にかかる費用を助成してくれる妊婦健診受診票が支給されますが、多くの場合その券だけでは賄いきれずいくらか支払う必要があります。

私は全部で13回検診を受けたのですが受診票から足が出た分を合計すると約10万円ほどでした。
後から知ったのですが、この検診費用は病院によって金額が異なります。

そのため事前に病院のHPなどを見て、その病院は全体的に金額が高めのところなのかそうではないのかなど調べておくことをオススメします。

(2)入院費用

一般的に通常分娩だと5日、帝王切開だと7日間の入院となります。
国民健康保険中央会の調査によると入院費用の平均は11万2,726円です。

ただし、個室か大部屋か、部屋にトイレやお風呂がついているかなど入院する部屋によっても金額が大きく変わってきます。
ちなみに私は6日間入院し、入院費が4万8,000円、室料差額が7万2,000円の計12万円でした。

私は個室で部屋にトイレもついていたのでその金額が室料差額にあたります。
出典:国民健康保険中央会

(3)分娩費用

分娩費用の平均値は50万5,759円。
上記の金額を見ると、「高い!!!」ってなりますよね。
でも安心してください。
会社の健康保険に加入していると出産費用一時金で42万円もらうことができます。
これは胎児一人あたりの金額なので双子の場合は84万円もらえます。

そしてこの分娩費用、病院によって大きく異なります。
私の知人は実家の香川で出産したところ38万円だったので出産費用一時金で払ってお釣りがきたと言っていましたし、千葉の産婦人科で出産した私は42万円+室料でした。

周りの話を聞いていると都心に近づくほど高い印象でしたので、分娩費用を抑えるなら都心からなるべく離れた産院を選ぶといいと思います。
出典:国民健康保険中央会

(4)妊娠中の異常

多くの産院で出産にかかる費用を提示してくれますが、それは一般的な入院日数と通常分娩だった時の話です。
もしも切迫早産や重度の悪阻などになってしまったら数週間入院しなければいけないので別途入院費用が必要となり、相場は1日5,000円〜10,000円
もしも1ヶ月入院したら15万〜30万円。
出産するまでに100万円超えの可能性も十分に考えられます。

(5)分娩時の異常

帝王切開や吸引分娩など、赤ちゃんが危険だと判断されたときに手術が必要となります。
実は帝王切開でのお産は4人に1人と言われており、年々増加しています。

(6)無痛や和痛分娩を選択肢した場合

こちらも産院によって異なりますが、平均して和痛分娩の場合は5〜20万円、無痛分娩の場合は50万円ほど。
上記の金額が分娩費用に上乗せとなります。

和痛分娩について私の体験談を書きましたので詳しくは下記をお読みください。

(7)その他

赤ちゃんにもしも黄疸が出てしまったり、低体重のため一定の期間保育器に入り、数日間入院する必要がある場合も。
その際はもちろん入院費や薬代がかかります。
その他、赤ちゃんを迎えるためのベビーグッズ代などがかかる費用として挙げられます。

2、妊娠前に医療保険に加入するメリット

保険
入れる保険の選択肢が広がる

これにつきます。

今までこのサイトでも口を酸っぱくして言ってきましたが、妊娠中は何が起こるか分かりません。
多くの保険会社では妊婦というだけで保険の加入を断りますし、入れたとしても「特定部位不担保」と言って特定の部位による手術は給付金対象外にされる可能性が高まります。

最近では妊娠中でも加入できる保険もありますが、それでも加入するのに条件はあります。
妊娠○週までだったり、入院・手術の給付金が低いなど、妊娠前に加入できる保険に比べるとやはり少し保証内容が劣ります。
妊娠出産に備えるのであれば、やはり妊活前に保険を検討することをオススメします。

3、医療保険で賄ってくれる費用

費用
保険会社にもよりますが、医療保険が降りる一般的なケースをご紹介します。
医療保険選びの参考にしていただけたらと思います。

(1)入院費用

切迫早産や切迫流産と診断され、入院しなければならない場合に保険が適応されます。
入院費用は掛け金によりますが、1日5,000円〜10,000円保障の保険が多い印象です。

注意していただきたいのは出産後の入院費用は保険が降りないということです。
あくまでも「治療を目的とした入院や治療」なので、体の回復期間で設けられている産後の入院は含まれません。

(2)帝王切開

帝王切開は自然分娩だと赤ちゃんに危険が及びそうな場合や、今すぐにお腹から取り出さなくいと母子ともに危険な場合などに行われる手術です。

(3)吸引分娩

吸引分娩は赤ちゃんの頭に柄のついた吸引カップをくっつけて陣痛の波に合わせて赤ちゃんを引っ張り出す分娩方法です。
例えがちょっと悪いですが、吸引カップは学校のトイレの掃除の時に便器の詰まりを直すために使ったスッポンに似ています。

(4)誘発分娩

誘発分娩とは飲み薬や点滴などで体に陣痛促進剤を取り込み、陣痛を促して出産を手助けする方法です。
誘発分娩は保険で降りる場合と降りない場合の見極めがとても難しい出産方法です。
なぜならば、誘発分娩は自然分娩の範囲内だと考えられているから。

具体的には自然に陣痛が起こりその途中で陣痛促進剤を投与されて自然分娩で出産した場合は保険適応外です。
しかし、前期破水(陣痛が来る前に破水してしまうこと)や微弱陣痛(陣痛はきたが微弱ですぐに陣痛が遠のいてしまうこと)のように母子のどちらかまたは両方の命に危険が及ぶと医師が判断し陣痛促進剤が投与された場合は保険適応になります。

私の場合は予定日を超過していて、これ以上お腹に赤ちゃんが留まると感染症のリスクがあると判断されたため誘発剤を投与され出産したので医療保険が適応されました。

ちなみにこの場合は治療を行うために入院しているということになるので、促進剤を打たれた日は入院保険も適応されました。

4、保険適用かわからない場合、明細の見るべきポイント

ポイント
帝王切開や吸引分娩の場合、ご自身で気づくことができますが陣痛促進剤を使った場合これは医療保険が適応されるのかなどご自身で判断がつきづらいですよね。
そんなときは退院時にもらう診療明細の手術の項目をチェックしてください。

そこで料金が発生していたら医療保険適応の可能性が高いのでこの手術の項目はなんという手術名なのか病院で確認しましょう。
その手術名をもとに加入している保険会社に連絡し、この手術名だと保険は降りるのか問い合わせてください。

5、保険の相談はプロに任せよう!

FP
自分で保険を選ぼうにも、ほとんどの方はどれがいいのかわかりませんよね。
そこでお金のスペシャリスト、ファイナンシャルプランナー(FP)さんに相談しましょう。
私は第一子が生まれてからすぐに不要な保険に入っていないか、これから加入したほうがいい保険はあるのかなど夫婦でFPさんに相談したところ以下のアドバイスをいただくことができました。

・解約したほうがいい保険がある
・加入している保険と同じ保証内容で金額が低い商品に変えられる
・実は今加入している保険でこんな使い方もできる
・払込済にしたほうがいい保険がある

保険の加入や見直しは結婚や家を買うタイミングなど人生の大イベントの時と言われています。
出産に向けて保険選びの相談と今お持ちの保険の見直しなどもこれを機に同時に行ってみてはいかがでしょうか。


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まとめ

赤ちゃんを迎え入れるにあたって楽しみや不安の感情が入り混じっていますよね。
子育てはただでさえお金がかかりますから、妊娠出産で何かトラブルが生じ思いの外お金がかかった!なんてことにならないよう、保険でしっかりと安心を手に入れましょう。

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