スイマーバというお風呂で使用する赤ちゃんの浮き輪、気にはなっているけれど事故があったって聞くし本当に安全なのか不安。
そう思って購入を悩んではいませんか?
しかし、スイマーバは正しく使えば最高の知育道具になるんです。
今回は実際にわたしが娘に使用した経験をもとにスイマーバの効果や注意点についてご紹介していきます。
1、スイマーバとは
スイマーバはイギリス発祥のスポーツ知育玩具です。
まだ自分で体全体を動かすことができない赤ちゃんが水の中で自由に体を動かし、初めてのエクササイズをするという目的で作られました。
スイマーバを使用することで全身運動につながり、水への抵抗感がなくなると同時に心と体が刺激されて発達の大きな向上が期待されています。
2、スイマーバを使うと得られる嬉しい6つの効果
スイマーバには様々な効果が期待できます。
(1)夜ぐっすり寝てくれる
皆さんも海やプールで泳ぐと全身の筋肉を使うのでとても疲れて夜はいつもよりぐっすり寝れたという経験ありますよね。
赤ちゃんも同じです。
特にまだハイハイができない赤ちゃんは運動をする機会がないので
水の中で動くことで全身運動になり、疲れて夜は深い眠りについてくれます。
夜連続して寝てくれればお母さんの睡眠不足も解消されますね。
(2)運動能力が向上する
水の中で泳ぐことによってバランス感覚が養われます。
最初は手足をバタバタと動かすだけですが、次第に自分の意思で前に進むようになり水の中での動きがわかってきます。
また、全身運動なので筋肉の発達にもつながります。
水泳は全身の筋肉を使うのでバランスの良い体つきになると言われています。
(3)水に慣れる
スイマーバはプレスイミングを目的として作られています。
スイミングをしていた方はおわかりかと思うのですが、水に対して恐怖心を抱いているお子さんが一定数います。
そうならないためにも早いうちから水に慣れさせ、水の中は楽しいところと教えることで水への恐怖心や抵抗感がなくなります。
(4)赤ちゃんがリラックスしてくれる
赤ちゃんはお母さんのお腹の中の羊水で浮いていたので、水に浮くことでお腹の中を思い出してリラックスすることができます。
(5)生活リズムを整えてくれる
生後間もない頃はまだ昼と夜の区別がついておらず、生活のリズムを作るのはすごく大変でした。しかし、スイマーバで運動をさせると疲れて寝てくれるので夕方にお風呂に入れる→夜になったら寝るという一定のリズムを作ることができます。
寝付きが悪い赤ちゃんや昼夜逆転してしまっている赤ちゃんにオススメです。
(6)パパやママとのコミュニケーションに繋がる
我が家の場合は子どもにスイマーバをつけて浮かせたら手を取り、スーッと前に移動させたり、くるっと回転させたりして一緒に遊んでいます。そのおかげか次第に自分でクルクル回ったり、壁を蹴ったりして笑顔で遊ぶようになりました。
仕事で普段赤ちゃんとのスキンシップが少ないパパやママにとってお風呂の時間が大切なコミュニケーションの場になります。
実際に使用したお母さんたちからも以下のようなクチコミがあります。
S.HARUさん
生後4か月から使用しました。
まだ、首が座っていませんでしたが、苦しそうな様子や嫌がる様子もなく、手や足をバタつかせながら楽しそうにしておりました。
見ていても微笑ましいので、入浴時間が長くなってしまいがちになってしまいました。
お湯の温度と入浴時間に気を付けながら使用していきたいです。
引用:amazon
sa0505cさん
まだ使用して数日ですが、使用前と比べて夜の寝つきがよく、今までの1.2倍ほどの時間寝てくれるようになり、とても夜が楽になりました!!
付けてる姿もとても可愛いですし、子供も自由に手足を動かして、動く度に変わる景色に興味津々で毎回楽しそうなので、本当に買ってよかったと思います!!
引用:楽天
kayさん
自由に動けるのが気持ちいいのか、暴れることもなく、にっこり笑ってお風呂にぷかぷか浮いて楽しそうです。しばらくすると、足をバタバタさせて泳ぐような様子も見られ、ベビースイミングを始める前のお試しに良さそうです。 見た目も可愛くてオススメです☆
引用:トイザラス
3、いつから使用できるのか
スイマーバには実は3種類あります。
この記事では首リングについて記載しますが、一応他の種類のものも紹介しておきます。
(1)首リング
引用:公式サイト
首リングにはプチとレギュラーの2種類あります。
プチはレギュラーでは顎がうまく乗らない、小さく生まれた赤ちゃん用です。
両方とも生後18ヶ月かつ体重11kgまでの赤ちゃんが使用できます。
レギュラー | 首回り | 首回り内径 |
29cm | 9cm | |
プチ | 首回り | 首回り内径 |
26cm | 8cm |
(2)ボディリング
引用:公式サイト
大人も使う浮き輪のように腰回りにつけるものになります。
サイズは6ヶ月からのものと2歳から使えるものの2種類になります。
ベビー | 胴回り | 胸囲 |
48cm | 43〜49cm | |
キッズ | 胴回り | 胸囲 |
52cm | 48〜52cm |
(3)マカロンバス
引用:公式サイト
0歳〜2歳までと長く使えるベビーバスです。
使用用途はお風呂の他にもプール遊びにも使えます。
一般的なベビーバスよりも安定した作りになっているので、しっかりと座ることができます。
4、スイマーバの付け方
youtubeなどでもスイマーバの様々なつけ方が載っていますが、今回はわたしが実際につけているやり方をご紹介します。
(1)生後半年まで
首が座るまでは一人でつけるのは難しいので大人二人がかりで装着することをお勧めします。一人が浴槽に浸って膝の上に赤ちゃんを座らせ、もう一人がスイマーバを左右にガバッと開き装着させます。
このときポイントは膝から赤ちゃんの頭を出し、顎が上を向くようにします。
そうすることでスイマーバの顎乗せエリアにきれいに顎が乗っかります。
一人で装着する場合も同じように赤ちゃんを膝に乗せ、行います。
(2)一人でお座りができるようになったら
ベビーチェアを使用しているお家は赤ちゃんを座らせ、その後ろからスイマーバを装着し、抱っこしてきちんと顎が乗っているかなどを確認して整えてください。
ベビーチェアを使用していないお家は生後半年の頃と同じように赤ちゃんを膝の上に頭が出るように乗せてご自身でスイマーバを左右に開き、装着します。
二人で作業してたのが一人で作業するようになっただけなので手順は同じです。
5、絶対に気をつける8つのこと
正しい使い方をしないと思わぬ事故に見舞われてしまいます。
必ず使用上の注意をよく読んでお子さんとお風呂を楽しんでください。
(1)絶対に目を離さない
例え数秒でも目を離さないでください。
幸い、死亡した例はありませんがいずれもお母さんが少し目を離した隙に
リングから首が外れて溺れてしまっています。
一人で子どもをお風呂に入れる際に便利という話が広まっていますが、本来の使用目的ではありませんので絶対にやめてください。
一緒に湯船に浸って使用し、何か様子がおかしいと思ったらすぐに動けるようにしましょう。
(2)機嫌が悪いときは付けない
機嫌が悪いときにつけると赤ちゃんは”スイマーバは嫌なもの”、”お風呂に入ると嫌なことされる”と覚えてしまいます。
お風呂を楽しい場所と思わせるためにも眠い時や機嫌が悪いときは使用を避けましょう。
(3)入浴時間を守る
赤ちゃんは体力がありません。
長時間使用すると脱水症状に陥ったりのぼせてしまったりします。
体を洗う時間も含めてお風呂は10分程で済ませるのがいいとされています。
そのため体を洗う時間を考慮して湯船に浸るのは2,3分ほどがいいと思います。
(4)空気を十分に入れる
空気が十分に入っていないと隙間ができて顎が落ちてしまったり、赤ちゃんの体重を支えきれずにそのまま沈んでしまう恐れがあります。
必ず使用する前に空気漏れがないか、空気は十分に入っているか確認してください。
(5)湯船の温度をぬるめに設定する
赤ちゃんは大人よりも体温が上昇しやすいため、夏は38度くらい冬は40度くらいのぬるま湯にしてください。
公式サイトでは35度から41度の範囲で使用するようにと書かれています。
(6)子どもに合ったサイズを使用する
サイズが合っているか確認する方法は、装着して浮き輪と首の隙間に大人の指が2本入るくらいがちょうどいいと説明書に記載されています。上部で詳しい大きさを書いているので参考にしてください。
(7)水深を赤ちゃんに合わせる
水の深さは赤ちゃんが足を伸ばして浴槽の底につくくらいにしてください。
(8)上下のクリップを止める
スイマーバには上側と下側に安全クリップがついています。
首が落ちないようにするためのものなので必ず2箇所留めてください。
6、まとめ
スイマーバは正しく使用すれば最高の道具になることはおわかりいただけましたでしょうか。
実際にスイマーバを利用して、うちの娘は気に入っているらしく毎日くるくる回転したり浴槽の底を蹴ってジャンプしたりと縦横無尽に動いています。
これのおかげかはわかりませんが、よく寝る子で何度も夜中に起こされるということはありません。
睡眠をお母さんもきちんと取らないと倒れそうになりますよね。
このような便利なグッズに頼って少しでも楽しく育児をし、自身の健康にも気をつけてください。