スリーパーの使い方1つで変わる!赤ちゃんに嬉しい2つの効果とは?

スリーパー アイテム
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寝る前にかけた布団が吹っ飛んでいる!
なんてこと、赤ちゃんあるあるですよね。
動きも活発になってくると足をバタつかせたり、寝返りを打ったりして
布団が役割を果たさなくなってきます。

そんなとき是非試していただきたいのがスリーパーです。

スリーパーは別名、赤ちゃんの布団とも呼ばれています。
今回はスリーパーが冷え防止以外にも重要な役割を持っていること、季節により着せるスリーパーを変えるべき理由などについて書いていきます。

1、スリーパーを使うことで回避できる!2つの予防とは

眠っている

(1)冷え予防

スリーパーは肩から足元まで1枚の布で覆われた商品です。
はだけてしまったり、お腹が出て寝冷えするといったことを防いでくれます。

(2)SIDS(乳幼児突然死症候群)の予防

1歳未満の子どもになりやすいと言われている原因不明の症状、乳児突然死症候群になりにくいというデータがあります。
スリーパーでなぜそれが予防できるかというと2点あります。
1点目は赤ちゃんの体温を一定の温度に保つことができるから、そして2点目は体温調整のための寝返りがしやすく熱がこもりにくいからです。

ブランケットだと鼻や口にかかって体温を上昇させてしまう可能性があります。
また、ブランケットが山になっていたり赤ちゃんの体にまとわりついていると寝返りの妨げになってしまう可能性があります。

これらのことを踏まえ、米国小児学会も寝るときはスリーパーを着せることを推奨しています。

参考:【45】小児科医ママが解説「SIDS【Vol.7】これだけは絶対に守ってほしい!赤ちゃんのベッド環境。」

2、そもそもスリーパーとは?よくあるお悩みと一緒に解説!

はてな
スリーパーとは赤ちゃんのお布団のことです。
スリーパーを使用することで夏はエアコンによる冷えを防止し、冬は布団を蹴っ飛ばして体に全くかかっていない!なんてことを防いでくれます。

(1)スリーパーを着始めるのはいつから?

新生児から幼児までと長く使えます。
何歳まで対象とは特に規定がないので、スリーパーを着た方がお子さんが安心するようでしたら着れなくなるまで使って構いません。
ただ、大きくなってから使用すると嫌がってきてくれない可能性があるので、できれば早いうちからスリーパーを着せてあげるといいですよ。

うちの子は生後4ヶ月くらいまではおくるみを使用し、それからスリーパーにチェンジしました。今は生後10ヶ月ですが1度も嫌がることなく着てくれています。

(2)布団はかけるべきか

スリーパーそのものが布団の役割をしているので必要ありません。
ただ、真冬で薄手のスリーパーしか持っていない場合などは布団をかけてもいいでしょう。

(3)スリーパーを着せるタイミング

寝る前に着せてあげてください。
湯冷め防止のためにお風呂上がり、パジャマを着せるついでに着せても構いません。
そのため、このタイミングで着せてね!
というのは特にありませんので着せやすいタイミングでいいです。

(4)スリーパーの下には何を着せるべきか

スリーパーを着せるのであれば薄手のパジャマにしましょう。
我が家では娘に真夏はキャミソールの肌着の上にガーゼスリーパーを着せていました。

3、スリーパーの上手な選び方

探し方

(1)季節にあった素材を選ぶ

フリース

スリーパーにはガーゼ、フリース、羽毛入りなど様々な生地があります。
春〜夏にかけてならガーゼ、秋〜冬にかけてならフリースや羽毛入りのものと使い分けてください。
ただし、スリーパーの上からさらに布団や毛布を被せる予定があるのであれば、あまり厚手の服にしないなど工夫をしてください。

私は娘に冬場、フリースを着せた上に羽毛布団をかけたら汗だくにしてしまった経験があります(苦笑
それからは本当に寒い日にしか羽毛布団はかけず、それ以外は毛布だけかけてあげていました。

(2)通気性がいいものを選ぶ

赤ちゃんは大人よりも暑がりでたくさん汗をかきます。
背中に熱が篭らないように背中がメッシュ素材のもの、もしくは全体的に通気性の良いものを選びましょう。

(3)月齢にあったタイプのものを選ぶ

スリーパーには大きく分けて2つのタイプがあります。

①新生児〜

新生児用

首が座っていない赤ちゃんでも着せやすいのが横開きタイプのスリーパーです。
おむつの交換も多い時期ですので前をさらっとひらけばすぐにオムツ替えができるところも魅力です。

②半年〜

赤ちゃん

寝返りやお座りができるようになったら、前開きタイプのスリーパーに移行してください。
横開きタイプですと動いた衝撃でスリーパーがずれて体に全然かかっていないことがあります。

前開きタイプはジッパーやボタンで留めるものが多いです。
スリーパーにも洋服のようにツーウェイオールもありますので、寝ている間にはだける心配が減ります。

(4)サイズ感

長くきさせるために少し大きめを選ぶ方がいいのですが、その場合、あまり大きすぎると寝返りの際に口元を覆ってしまう可能性があるので首元や肩周りの大きさに注意してください。

(5)生地が軽いもの

薄手のスリーパーは問題ありませんが、冬場に使用するフリースやダウンなどは重さに注意してください。
暖かいので一見良さそうなのですが、重いと赤ちゃんが寝返りを打ちづらく熟睡できなかったり、体の熱をうまく逃せなかったりします。

一度商品を実際に手にとってみることをオススメします。

4、季節ごとにオススメなスリーパー10選

10選
各季節ごとにオススメのスリーパーをご紹介します。
一般的なベビーのサイズ表を下記に載せておりますのでご参考にしていただけますと幸いです。

(1)春〜夏

①Hoppetta

折り目の違う6重ガーゼなので寒い日は暖かく、暑い日は汗をしっかり吸い取ってくれます。
また、洗濯を繰り返していくうちにガーゼが膨らんできて肌触りが良くなります。

普通の素材だと何度も洗濯してしまうと生地が下手ってしまいますが、この商品は逆です。
たくさん汗をかいて洗濯頻度が高いベビー服では嬉しいですね。

生地 綿100%
カラー 1種類
着脱タイプ 横開き(股ボタンあり)
サイズ 身幅:約35cm、着丈:約58cm

②I LOVE BABY

1年中着れるよう6重ガーゼのスリーパー。
色はパステルカラーで赤ちゃんのふんわり感を演出してくれます。

スリーパー以外にもスタイ、ブランケットやハンカチがあるので出産祝いに最適です。
こちらのシリーズは同じ柄であったか素材もありますので
もう少し厚手のタイプが欲しい場合、春夏と柄を揃えて使用するのもいいですね。

生地 綿100%
カラー 3種類
着脱タイプ 横開き(股ボタンあり)
サイズ 身幅:約40cm、着丈:約57cm

*備考:Lサイズ有

③KIDS-PARA

クールエバー

こちらのスリーパーはクールエバーという吸収速乾性に優れている繊維を使用しています。
汗や水分を素早く吸収して急速に発散してくれるので汗っかきな赤ちゃんの真夏着には最適です!

生地 綿100%(ダブルガーゼ)、メッシュ地:ポリエステル100%
カラー 10種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 画像参照

④エムール-EMOOR

1年中通して使える6重ガーゼのスリーパー。
熟練の職人さんが1つ1つ丁寧に手作業で作り上げた商品がこのお値段で買えるのは驚き!
洗えば洗うほど生地に厚みが出てきて肌触りが良くなります。

生地 綿綿100%(ダブルガーゼ)
カラー 6種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 身幅38cm×着丈57cm

⑤ほほえみ工房

寝冷え防止のため丈が長く作られています。
3歳ごろまで足が隠れて使用できる設計なので動きが活発になってきても寝冷えの心配はありません。
ボタンはプラスチックを使用しているので金属アレルギーのお子様でも使用できます。

生地 綿100%、表:無撚糸パイル、裏:ガーゼ
カラー 1種類
着脱タイプ 前開き
サイズ 身幅42cm×着丈70cm

(2)秋〜冬

①Peace Baby Goose

おねんねスリーパー
created by Rinker

キッズデザイン賞を受賞したスリーパー!
背中がメッシュ素材になっているので熱を逃してくれて赤ちゃんの体が暑くなりすぎるのを防いでくれます。
せっかく暖かくしてあげても寝汗たっぷりかいて逆に寝冷えさせてしまったなんてこともなくなります。

生地 ポリエステル100%、メッシュ表:ポリエステル100%、メッシュ裏:綿100
カラー 4種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 着丈約59cm、身幅約37cm

②Anna nicola

春夏用のスリーパーも大人気のAnna nicola!
1951年の創業以来ずっとベビー肌着を作り続けてきた老舗店です。

保湿力にも優れたマイクロフリースを採用しているので手触り抜群です。
また、スリーパーでは珍しい袖付きなので肩冷えも防止してくれます。
袖ありなので新生児からというよりは少し大きくなったお子様向けかもしれません。

生地 ポリエステル100%
カラー 8種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 90-100cm、110-120cm

③nuQun

この商品は別名「着る羽毛布団」と言われています。
アウトドアにも対応できる高い保温性を持ったフィルパワー600FPを採用しています。

フィルパワーとは羽毛の膨らみ具合を表しており、平均で450FPと言われています。
600ということは平均を大きく上回っているのでかなり暖かいといえます。

羽毛布団を買おうか悩んでいるのであれば、こちらのご購入を検討されてはいかがでしょうか。
通常の羽毛布団を買うより安く抑えられますよ。
ご自宅の洗濯機で洗えるので清潔さも保てます◎

口コミを見ると夜寝るときではなく日中使用して暖房いらずで過ごしている方もいらっしゃいました。
大人のサイズもあるので家族みんなで使えますね!

生地 綿100%、最高級ホワイトダウン80%、フェザー20%
重量 Sサイズ:137g/Mサイズ:180g
カラー 5種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 着丈58、肩幅32、身幅37
その他の特色 ベストと袖ありの2種類、金属不使用

④kukka ja puu

サイズ

シリーズ累計46,690着突破!

マイクロファイバーなので軽くて暖かい、秋冬にぴったりな素材です。
こちらの商品は生地だけでなく、なんとボタンまで世界レベルの厳しい基準をクリアしたスリーパーになっています。
樹脂素材でできていますので金属アレルギーのお子様でも安心して使用することができます。

生地 本体:ポリエステル100% リブ:綿100%
カラー 10種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 画像参照

⑤GROONY

グルーニーファイバーという独自開発した繊維を編み込んでいます。
空気が繊維の中に入ることによって層を作り自然な暖かさを感じることができます。

大人も同じ柄のスリーパーが販売されているので親子お揃いで着れます。

生地 ポリエステル100%
重量 0.16g
カラー 2種類
着脱タイプ 2wayオール
サイズ 着丈58、肩幅32、身幅37
その他の特色 静電気防止処理済み、ホルムアルデヒドのベビー基準クリア

5、暑着させないように注意!

注意
スリーパーは赤ちゃんが服の上に1枚羽織りものをしているのと同じです。
そのため、スリーパーの下に着せる服は薄手のものにしましょう。

赤ちゃんは暑がりなので暑くなりすぎて背中にビッシャリ汗をかいてしまいます。
他の方のブログで子どもに微熱があったのに気づかず、いつも通りスリーパーを着せて寝かせていたら体温が上昇しすぎたのか熱痙攣を起こしてしまったという方がいらっしゃいました。

赤ちゃんは私たち大人より遥かに暑がりなのでスリーパーを着せるなら冬でもパジャマは薄着にしましょう。

まとめ

スリーパーは1枚持っておくととても便利です。
だいたい2,000円から5,000円が相場で、幼児まで長く使えると考えればとてもコスパの良い商品だと言えます。
赤ちゃんの体温調節のために着せてみてはいかがでしょうか。

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