長年妊活に励んできて検査も行ったけれど特に異常がみられず、体を冷やさないように生活していたら妊娠したというケースがいくつもあります。
岩盤浴は体を芯から温めるため妊活には最適だと言われています。
今回は岩盤浴が妊活にオススメな理由、岩盤浴に入らない方がいい時、お家で簡単にできる岩盤浴の方法を書きました。
1、岩盤浴が効果的とされる4つの理由
岩盤浴やホットヨガといった体を温めることが妊活に効果的と言われています。
なぜ、体を温めると妊娠につながりやすくなるのか、4つの理由をもとにご説明していきます。
(1)血流がよくなり冷えが改善される
岩盤浴に使用されている鉱石は遠赤外線を発しており、それにより体の芯まで温まり冷えが改善されます。
なぜ冷えは妊活に大敵なのか?
それは、血流が悪いため子宮に十分な血液が行き届かず卵巣の機能が低下してしまうからです。
卵巣の機能が低下するということは上質な卵子を作り出すことができません。
岩盤浴を行い身体を芯から温めることで身体中の血管が開き血流がよくなります。
全身に血液が隅々まで行き渡り子宮まで温め妊娠につながりやすい体づくりをしてくれます。
(2)基礎代謝が上がる
これは(1)の冷えにも通じますが、代謝が悪い=血流が悪い ということが言えます。
岩盤浴で身体を温めることで身体中に血液が行き渡り、内臓まで温められて代謝が上がります。
また、岩盤浴中は大量に汗をかくので、それと同時に水をたくさん飲みます。
これにより血流を悪くしている原因の1つであるむくみやリンパの詰まりである老廃物が一緒に外へと排出されるので代謝が上がる要因につながります。
(3)ホルモンバランスを整える
身体の芯から温まることで自律神経の乱れが改善され、ホルモンバランスを整えることができます。
自律神経はホルモンバランスに直結しているので、自律神経が乱れると月経不順やひどい生理痛、PMSが起こりやすくなると言われています。
(4)リラックス効果がある
体内の老廃物が汗とともに流れていくので体内がデトックスされ体が軽くなりスッキリすると思います。
また、自律神経が整うので交感神経と副交感神経のバランスが正常に保たれリラックス効果へとつながります。
このバランスが正常になると心と体のON、OFFの状態がうまく切り替えられるようになるので夜うまく寝られない、日中慢性的なだるさを感じるという方は改善される可能性が高いです。
【始める前にまず読んで】妊活にホットヨガを取り入れるべきか否か
2、こんな時は岩盤浴をしてはいけません!
体を温めた方がいいなら、毎日のように通いたい!
そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、岩盤浴をしない方がいい時期というのもありますので注意してください。
(1)高温期
高温期とは排卵日をすぎて体温が高くなる時期のことを指します。
この時期に精子と卵子が巡り合って受精し、赤ちゃんができるのです。
体温が高すぎると子宮内に熱がこもり着床しづらくなってしまいます。
この高温期にももちろん冷えはよくないのですが、温めすぎもよくありません。
難しいですが、岩盤浴やよもぎ蒸し、ホットヨガのように体の内側から温めてしまうと温めすぎてしまう可能性があるのでこの時期の利用は避けてください。
高温期の体の温め方はきちんと浴槽に浸かる、適度な運動をする(ウォーキングなど激しくないもの)、ストレッチをするといった血流をよくする基礎的な行動を心がけるようにしてください。
(2)体調が優れない時
せっかく岩盤浴でリラックスしようと思っても体調が悪いと逆効果になってしまいます。
また、大量に汗をかくので目眩や脱水症状に陥りやすくなります。
無理せず体調が優れない時はしっかり睡眠をとっておやすみになってください。
3、岩盤浴の効果を高める入り方!5つのポイント
岩盤浴に入るとき、どうせなら効果を最大限引き出して入りたいですよね?
それはサウナと同じく反復浴をします。
(1)入る前に水分補給
岩盤浴は尋常じゃないくらい汗をかきます。
十分に水分補給をしてから入ることで汗をかきやすくなりますし、体調が悪くなったり、のぼせたりするのを防いでくれます。
大体1リットルのペットボトル分程度の水を用意し、岩盤浴が終わるまでに飲み切ることを目標としてください。
(2)うつ伏せ寝から始める
まずは内臓から温めます。
内臓が温まることにより、全身の血流がよくなります。
5〜10分ほど寝ます。
(3)仰向け寝になる
次に背中側。
お尻や腰は冷えて凝り固まりやすいのでしっかり温めましょう。
特にお尻は冷えてしまうとセルライトの原因や坐骨神経痛に繋がる恐れがあります。
5〜10分ほど寝ます。
(4)休憩
うつ伏せ寝と仰向け寝が終わったら1回休憩を挟みましょう。
長時間岩盤浴をしているとのぼせてしまったり、具合が悪くなる可能性があるので最低でも10分は休みましょう。
(5)2〜4を繰り返す
サウナの反復浴と同じく、岩盤浴も2〜4を最低でも3回は繰り返すことで効果を最大限に引き出すことができます。
ただし体調に少しでも異変を感じたらすぐに中止してください。
4、<感染リスクなし>お家のお風呂で岩盤浴ができるアイテム
今はコロナが流行っているので密室空間の岩盤浴にいくのはちょっと気が引けますよね。
そこでご自宅のお風呂が岩盤浴に変身するアイテムがあるんです。
これなら感染の心配はないし、ゆっくり汗をかくことができます。
しかもご自宅ということは平均1,500円/回ほどかかっていた施設利用料がかからなくなり節約にもつながります!
湯船に入れて使用するだけととても簡単で、半永久的に利用できるのでコスパ最強です◎
まとめ
岩盤浴は遠赤外線の効果により、通常の運動では温めきれない体の芯から温めることができます。
そのため身体中に血液が行き渡り妊娠しやすい体づくりをしてくれるのです。
これから妊活をはじめようと思っている方はぜひ岩盤浴を体験してみてください。