ミルク作りにケトルは不要!深夜のミルク地獄を楽にする方法とは

ミルク アイテム
本ページはプロモーションが含まれています。

赤ちゃんの月齢が低いと1日に何回もミルクをあげなくてはいけません。
すぐにミルクを作れるように、ケトルを導入しようか検討している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、わたしが娘の新生児期に少しでも早くミルクを作れるように試行錯誤しまくったミルク作りについて書いていきます。
わたしはケトル、電気ポット、魔法瓶の3つを試し、ケトルより魔法瓶を使うという形で落ち着きました。
みなさんの参考になりますと幸いです。

1、ミルクは70度以上のお湯で作るべし

70度以上
そもそもなぜミルクは70度以上のお湯で作らなくてはいけないのでしょうか?

それは70度以上のお湯を使用することで、ミルクの製造過程や保存期間中に進入する可能性のあるサカザカ菌サルモネラ菌を死滅することができるから。

一方で50度〜69度のお湯を使用するとかえって菌を増殖させてしまうので、”粉が溶けているからいいや”ではなく必ず温め直したお湯を使用するようにしましょう。
参考:乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取り扱いに関するガイドライン

2、娘が新生児時代にケトルを使ってみた感想

ケトル
ここからはわたしが頻繁に授乳とミルクをあげていた新生児期の経験を書きます。
少しでもミルク作りが楽になるようにいろいろと試しました。

(1)メリット

①沸騰したら勝手にスイッチが切れる

メリットの1番上に早く沸くと書こうと思ったのですが、実は電気ケトルとガスコンロではお湯が沸く時間ほとんど変わらないんです。
びっくりですよね。
そして電気代はガスの方が安いのです。

しかし沸騰したらガスを止めるという手間があります。
その点、電気ケトルはスイッチをONにしてお湯が沸騰したら自動でスイッチが切れるので便利ですね。

②火を使わないので安全

“睡眠不足が続いていて、フラフラでうっかり手元が狂った!”
“火の付けっぱなしで空焚き状態になり、火事になるところだった!”

なんて心配がないのはいいですよね。
また、上の子が赤ちゃんのお世話をしたがってミルクの用意をお願いした時でも火を使わないのでお湯を沸かすところから任せられます。

③お洒落なデザインのものが多い

これをメリットに挙げていいか悩みましたが、お家のインテリアに凝っている方にとってはメリットと言えるだろう!と思い、組み込みました。

(2)デメリット

①ケトルではカルキ抜きができない

これは衝撃でした。
水は沸騰させると不純物が除去されるので、水道水を沸騰させてミルク作りに使用するご家庭が多いのではないでしょうか。

しかしケトルは短時間で沸騰させるため十分なカルキ抜きができません。
カルキを抜くには10分以上沸騰させなければならず、それをケトルで行うとなると3回ほど沸騰させる必要があります。

わたしはこの話を聞いて、途中から軟水のミネラルウォーターを注いで沸騰させていました。

②電気代がばかにならない

ケトルって意外と電気代が高いの知っていましたか?
ワット数によって変わってきますが、平均で140mlのお湯を沸かすと0.5円、800mlのお湯を沸かすと2.3円、1Lのお湯を沸かすと3.5円かかります。

毎回140ml(ティーカップ1杯分)沸かすのであればそんなに電気代かからないじゃんってお思いかもしれませんが、ケトルに水を入れる時みなさんわざわざ計ってますか?

せいぜいケトル本体の横についている目盛りを確認するくらいではないでしょうか。
新生児期は3時間に1回ミルクをあげていたので1日に計8回、200mlほど沸かしていたとすると8×0.8〜1.0円=6.4〜8.0円かかります。
これを1ヶ月続けると約200〜250円、赤ちゃんのミルクを飲む量が増えるとさらに電気代がかかってきます。

わたしは日中ケトルを使いまくっていたら電気代が爆上がりしていてびっくりしました。
ミルク飲ませるついでに自分も湧いたお湯で紅茶とか飲んでいたのもいけなかったんですがね・・・・

③保温ができない

ちょっといいケトルだと保温機能付きのものもありますが、それでも保温機能は最長1時間程しかもちませんのでミルク作りには役に立ちません。
保温ができないと毎回お湯を沸かさなくてはいけませんし、都度お水を入れる作業も面倒です。

1度お湯をたくさん沸かして余ったお湯をそのままにして繰り返し沸かすという手もありますが、それはそれで電気代が余分にかかりますし、衛生面が気になるので都度新しいお水を入れることをオススメします。

④コンセントがある付近でしか使用ができない

わたしはこれが1番の痛手でした。
わたしが寝ている近くにコンセントがなかったのでいちいち立ってケトルを取りに行く必要がありました。

産後間も無かったので少し動くだけで下半身は激痛だし、寒いし(冬出産でした)、寝不足でフラフラだし正直動きたくありませんでした。
コンセントが寝ている近くにない方はケトルの利用をやめた方がいいと思います。

⑤熱すぎて冷ますのに時間がかかる

温度調整ができるケトル以外、一般的な完成温度は97-100℃です。
お湯を入れた後、もちろん水も入れて調乳するのですが最初はミルクを作る量が40mlとかかなり少ないので水を入れるがほとんどなく、お椀に水を張って冷やしていました。

ミルクを作っている間にも赤ちゃんは泣いていますので、本当に”早くミルク冷めてくれよ!!!”って感じでしたね。

3、魔法瓶が最強だということに気づいた

魔法瓶
魔法瓶とは中が二重構造になっていて保温や保冷ができる物を指します。
水筒やポットのことです。

ちなみに水筒は保温と保冷、両方できますがポットは保温しかできません。
わたしは夜間のミルク作りではケトルをやめて魔法瓶を使用しました。

結論からいうと”なぜ最初から魔法瓶を導入しなかったんだ”と後悔したくらいミルク作りが楽になりました。
やかんでお湯を沸かす→魔法瓶にお湯を入れる

この流れでミルク用のお湯を作っていました。
魔法瓶は保温してくれるのが最大の利点ですが、沸騰した100度近くのお湯の温度が徐々に下がっていき、ミルクの湯冷ましの時間が短くなるという点がミルク作りに適したアイテムだと言えます。

4、保温に優れている魔法瓶の水筒5選

水筒

調乳用に作られている水筒があるって知っていますか?
商品名に”調乳”ってついているくらいなので保温力にとても優れているんです。
そんな調乳用の水筒を含めて5つご紹介します。

(1)Smart Bottle

SGUAI スグアイ/スマートボトル/400ml 【水筒 ボトル 魔法瓶 AIボトル キッズ 大人 直飲み ステンレス マイボトル 調乳 保温 温度管理 温度調節 白 ホワイト アラーム アウトドア 熱中症 熱中症対策 普段使い 2way】
保温時間 81度以上を6時間
容量 400ml
重さ 315g
本体サイズ 幅7.1、高さ22.0cm

楽天で調乳用のボトル1位に輝いている商品!
キャップ部分に今何度か温度表示されるので、ミルク作りに適切な温度のお湯かどうかわかるのが最大の魅力です。

キャップ部分は充電式ですが1度の充電で約30日使用できるので頻繁に充電する必要はありません。

(2)サーモス調乳用ステンレスボトル

サーモス 調乳用ステンレスボトル 0.5L イエローホワイト(ミッフィー) JNX-501B YWH(1個)【サーモス(THERMOS)】
保温時間 72度以上を5時間
容量 500ml
重さ 200g
本体サイズ 幅6.5、奥行7.5、高さ22cm

魔法瓶の英訳はサーモス。
その名を社名にしているサーモス社からミルク作りに最適な魔法瓶の水筒が出ています。
ワンタッチ式なので片手で簡単に開けられます。
柄はミッキー、ミニー、ミッフィーの3種類です。

(3)超軽量調乳用ステンレスボトル

超軽量調乳用ステンレスボトル くまのプーさん スケッチB SMIB5(1個)
保温時間 70度以上を4時間10分
容量 500ml
重さ 249g
本体サイズ 直径6.5、高さ22.5cm

こちらもサーモスと同じくワンタッチ式です。
サーモスのほうが保温時間が高く、密閉されていると言えます。
こちらの商品の方が水筒の柄がたくさんあるのでお気に入りのキャラクターがいる方は嬉しいですね。

(4)ふわふわAirボトル

DMFB480BL ドウシシャ ステンレスボトル 0.48L ソラ ふわふわAirボトル [DMFB480BL]
保温時間 73度以上を6時間
容量 480ml
重さ 180g
本体サイズ 幅6.6、奥行6.6、高さ19.7cm

とても軽いのでお出かけの時に便利!
注ぎ口がすぼまっていないので、哺乳瓶にお湯を注ぐ時こぼさないように気をつけてください。
パステルカラーのラインナップになっているので、ミルク作り用に持ち運ぶ以外でも可愛すぎないので自分用にお使いいただけます。

(5)象印マホービン

保温時間 70度以上を6時間
容量 480ml
重さ 250g
本体サイズ 幅6.5、奥行6.5、高さ21.5cm

360mlも販売されていますが、そちらは66度以上の保温が6時間続く物なので長時間保温しておく予定で使用するのであれば購入しないように気をつけてください。

5、ちなみに電気ポットも使ってみた感想は・・・・

水筒の前に電気ポットも使用してみました。
感想は

大きくて邪魔、お湯の微調整が難しい、持ち運びが不便

でした。
実家に魔法瓶タイプの電気ポットがあったのでやかんでお湯を沸かし、そのお湯を電気ポットに移し替えて使っていました。
わざわざやかんでお湯を沸かしていた理由は電気ポットでお湯を沸かすとケトルで沸かす場合の約2倍かかり、かなり電気代がかさむからです。
一定の温度を保ち続けてくれるので便利なのですが、それにもまた電気代がかかりますので電気ポットでお湯を沸かしたり保温したりせず、あくまで魔法瓶としてのみ使用していました。

ここまで読んでいただいてお分かりかと思いますが、だったらあんな大きいの場所とって邪魔だし持ち運びも面倒なんだから魔法瓶タイプの水筒でいいじゃん!
と、なったわけです。

そのため、調乳用にわざわざ電気ポットは買わなくていいと思います。

6、ミルクを飲む回数が減ってきたらウォーターサーバーがオススメ

ミルクをあげる回数が減ってきたらウォーターサーバーの導入を検討してはいかがでしょうか。
吸水口を押せば水もお湯も出てくるのでやはり楽です。

導入のコストが気になるところですが、そんなママやパパのためにお試しプランが用意されている会社もあるのでウォーターサーバーどんなもんかいな?
と、興味がある方は1度使用してみてはいかがでしょうか。



ウォーターサーバーについてもっと知りたいという方は
以下の記事に詳しく書いてありますので参考にしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
ケトルでミルクを作っているというママも多くいますが、比較してみると魔法瓶のほうが場所を取らないし長時間70度以上のお湯をキープしてくれるので使い勝手がいいです。

外出時にお湯を持ち歩くにも重宝しますので、ぜひ魔法瓶を試してみてください。
1日にするとわずかな時間ですが、ママやパパの労力が少しでも軽減されることかと思います。

タイトルとURLをコピーしました