妊婦生活も後半になると、入院の準備が頭をよぎりますよね。
特に初めての出産だと何を持っていったらいいのかわからないと思います。
今回は実際にわたしが用意した入院グッズ、あったらよかった物などを紹介します。
わたしは和痛分娩だったのですが、帝王切開した友人にあったらよかった物を聞いたのでそちらも参考にしていただければと思います。
1、出産の入院準備はいつから始める?
妊娠36週から臨月に入ります。
臨月に入るといつ陣痛がきてもおかしくない時期なので、36週までに入院準備を完了させておきましょう。
陣痛バッグが準備できたら、いつ陣痛がきてもすぐ出られるように玄関などに置いておきましょう。
わたしは予定日を超過し、誘発分娩だったため準備していた陣痛バッグの出番はありませんでした^^;
わたしの出産体験記はこちらからお読みいただけます。
2、出産入院時に必要な持ち物52点
陣痛が来た場合、必要最低限のものだけを入れておく陣痛バッグと入院生活に必要な入院バッグの2種類を用意しましょう。
陣痛バッグの大きさは日帰り旅行時に使うバッグを目安に、入院バッグは2泊3日の旅行時に使うバッグを目安にするといいと思います。
ちなみにキャリーケースはオススメできません。
わたしがそうだったのですが、病院についたらすぐにパジャマやらさらしやらをこちらで預かりますと看護師さんに言われ、産院の狭い廊下でカバンを開けなくてはなりませんでした。
わたしが荷物を開けている最中も人の往来が激しかったので明らかに邪魔でした…
部屋についてからも何かと出し入れが多いので、基本的にキャリーは開けっぱなしという状態です。
わたしは個室だったのでまだマシですが、大部屋の方はキャリーは本当にオススメしません。
(1)陣痛バッグ13点
・母子手帳
・診察券
・保険証
この3つはすぐに使用するので取り出しやすいところに閉まってください。
・筆記用具
赤ちゃんの体温や授乳の記録などをします。
ボールペン1本あれば十分です。
・ペットボトルキャップストロー
引用:https://toyota-mai.com/archives/844
産後はベッドから起き上がるのも一苦労なので曲がるストローを常備したほうがいいです!
100均に画像のようなペットボトルキャップとストローが一体型になったものが販売されていますが、ボトルによっては装着ができませんので注意してください。
わたしが購入したものはハマりませんでした・・・・
そのためペットボトルホルダーよりもストローを何本か持っていくほうがいいです。
必ず曲がるストローにしてくださいね!横になっていても飲めるように!
・曲がるストロー
ペットボトルストローについているストローの替えとして持っていきました。
・軽食
陣痛がきてもすぐに分娩室へ!という方は少ないです。
出産は体力勝負なので陣痛と陣痛の間、手軽に食べられるウィダーインゼリーやカロリーメイトなどをカバンに忍ばせておきましょう。
・充電器
ケータイとパソコンの充電器
・イヤホン
音楽を見たり、動画を見たり、個室でない方は必須です。
・テニスボール
いきみ逃しのために入れてました。
わたしは和痛分娩だったので結局使用しませんでした。
・メガネ
産後は全身がバキバキで動くのは辛いので、コンタクトよりもすぐに着脱できるメガネの方が使い勝手がいいです。
・飲み物
陣痛でしんどくて買いにいく暇がない場合に備えて1本入れておきましょう。
・ハンカチ
(2)入院バッグ28点
①ママが必要な物
・スキンケア用品
化粧水、乳液、美容液
使い切りのパックも持って行きましたがそんなことする余裕が心身共になく、使いませんでした。
・シャンプーとリンス
産院で用意されていましたが、髪に合わないと嫌なのでお気に入りの物を持って行きました。
・洗顔料
・ボディソープ
こちらも産院にありましたが、お気に入りの物を持っていきました。
・体を洗うタオル
普段お風呂場で使うような長いボディタオルを持っていったのですがお勧めしません。
濡れた物を乾かすスペースがないのでビシャビシャで袋に眠らせることになります。
個室で自分のへやにお風呂がついている方以外は、ホテルで使用されているような使い捨てタイプの物を用意した方がいいと思います。
・洗顔泡立てネット
ボディタオルと同じく、使用後に干しておくスペースがないので泡のまま出てくるタイプの洗顔を購入した方がいいと思います。
・退院時の自分の服
出産してもすぐにお腹は完全に凹まないので、お腹を締め付けないゆったりめのワンピースやゴムのスカートをオススメします。
・前開きのパジャマ
半袖のパジャマを持っていくことをオススメします。
産院は赤ちゃんに合わせて28度前後に保たれているので暑いです。
わたしは出産が11月だったのですが、半袖の前開きを持って行きました。
産後は股の傷をチェックされるので、看護師さんに見せやすいように膝くらいまでのワンピースタイプのパジャマを持って行きました。
産後は悪露(おろ)と呼ばれる血がたくさん出ますので、汚れても大丈夫なように2枚は持っていくことをオススメします。
・薄手の羽織りもの
パジャマの上に羽織る用にパーカーやカーディガンが1枚あると重宝します。
・産褥ショーツ
産褥ショーツとはお股の部分がマジックテープになっていて、産後の傷の治りを看護師さんが確認しやすいように作られているものになります。
3枚ほどあるといいです。
・生理用のショーツ
悪露(おろ)と呼ばれる血が産後1ヶ月ほど出ますので、通常のショーツではなく生理用のショーツにしたほうがいいです。
・ヘアバンド
顔を洗う時に使用します。
・授乳ブラ
授乳ブラでなくても、赤ちゃんにいつでもすぐにおっぱいをあげられるような作りのものなら問題ありません。
わたしは妊娠中、日々成長していく胸のためにマタニティブラを買っていたのでそれを持っていきました。
・さらし
5mくらいの長いさらし。
出産してすぐに子宮の収縮を促すために保冷剤をお腹に乗せ、ぐるぐるとさらしで巻くので用意してくださいと産院から言われました。
これは産院によって用意するか否か分かれると思うので確認してください。
・リップクリーム
院内は乾燥しているので冬以外に出産予定の方もあった方がいいですよ。
・化粧品
入院中は化粧しなかったのですが、退院時に病院が赤ちゃんとママの2ショットを撮ってくれるところだったので、そのためだけに持っていきました。
・ノートパソコン
わたしは海外ドラマ中毒なので、Netfrixを観るために持っていきました。
・もこもこスリッパ
産院でスリッパは用意されていたのですが寒いかもと思って持っていきました。
結果、院内が暑くて出番はありませんでした。
・もこもこソックス
こちらも上と同じく暑くて履きませんでした。
・箱ティッシュ
鼻炎持ちの方、花粉症の方は絶対に持っていってください。
そうでない方もあると何かと便利です。
部屋に常備されているかもしれませんが(わたしのところはありませんでした)、気兼ねなく使えます。
②赤ちゃんが必要な物
・ガーゼ
毎日取り替えて清潔な物を使うので、入院日数分+数枚、持っていきましょう。
・肌着
入院中は多くの病院で肌着を貸してくれるので、退院時の分だけあれば大丈夫です。
(もしかしたら貸してくれない産院もあるかもしれないので確認してください)
・おくるみ
退院時、赤ちゃんをくるむ物を用意してください。
ブランケットや大判のガーゼでも代用できます。
退院してからも活躍するので1枚持っておくと重宝します。
・セレモニードレス
退院時、赤ちゃんに着せる洋服を用意しましょう。
普通の洋服でもいいのですが、退院祝いとして記念に着せる方が多いです。
わたしも娘の退院の時に着せたのですがとても可愛く、記念になりました!
アカチャンホンポやベビーザラスでも購入することができます。
③退院時に必要な物
・印鑑
・書類
産院から渡される書類の他に、会社や保険会社に提出する書類も事前に確認しておきましょう。
・入院費用
ざっくりと金額は入院前にわかりますが、緊急帝王切開になったり入院が延びたりと様々な要因で金額が変動します。
産院によりますが、金額は退院の2日前には教えてくれるので、家族へ伝えて当日にお金を持ってきてもらう方が多いです。
・チャイルドシート
自家用車で帰る予定の方は忘れずに用意しましょう。
新生児が乗れる物かどうかを必ず確認してから購入してください。
(3)入院先の病院に確認!5点の必需品
・バスタオル
・フェイスタオル
・歯ブラシセット
管理入院の方、母子同室じゃない方は時間がたっぷりあるので動画やネットサーフィンの時間がいつもより増えます。
特に動画の視聴は容量を食うので産院にWi-Fiがついているか確認してください。
「Wi-Fi持って行きたいけど持ってない!」
「このためだけにWi-Fi契約するのは高いしもったいない!」
そんな方のために、Wi-Fiも使った分だけ支払えばいいプリペイド式のものがあるんです。
1日わずか98円〜使用できます。
・授乳クッション
新生児って本当にふにゃふにゃだし小さいんです。
授乳クッションを利用すれば赤ちゃんの体をクッションで支えられて安心安全です。
ママの授乳体勢も少し楽になるので便利ですよ。
3、持っていけばよかったもの6点
・母乳パッド
赤ちゃんが生まれたあと、看護師さんに胸をマッサージされて母乳が出やすくなりました。
そのため寝ている間、服がビッシャビシャに・・・・・
服が濡れているのは気持ち悪いと思うので数枚母乳パッドを持っていったほうがいいと思います。
・搾乳機
母乳の出には個人差があるのでこれは赤ちゃんが生まれてから購入を検討したほうがいいと思います。
わたしは母乳が出やすいタイプだったのか、産後2日目でおっぱいがカチッカチになって母乳が詰まってしまいました。
産院で搾乳機を借りられたのですが、使い終わったらすぐに返さなくてはいけなかったので主人に近所のベビーザラスへ買いに行ってもらいました。
・薄手の靴下
もこもこ靴下は持っていっていたのですが、院内が暑すぎて即脱ぎました(笑)
裸足だとスリッパにくっついて気持ち悪いので薄手の靴下を何足か持っていくのをお勧めします。
・ハンドクリーム
院内は赤ちゃんに合わせて冷暖房が効いています。
そのため乾燥しているので唇や手がカサカサしてしまいました。
・長い充電コード
充電しながらケータイを操作するのが苦行でした(笑)
どこに電源があるのかわからないので、わたしのように足元にしか電源がない場合にも備えて3mくらいの長い充電器を持っていくことをお勧めします。
・ビニール袋
お風呂にいくとき、洗面用具を持っていくために何か袋があると便利!
あとは使った下着などをいれるためにも利用できますので何枚かあるといいと思います。
4、帝王切開経験ママに聞いた!あったら便利だった物とは
特にないとのことです(笑)
強いて言えば、医療保険が降りるのでその手続きをしておくことくらい。
入院が長かったので暇つぶしに本を持っていったようですが、術後は身体中が痛いし体勢変えるだけでもお腹に激痛。ベッドがリクライニングだったのでそれを操作して入院中は乗り切ったとのこと。
管理入院の方は本など暇を潰せる物があったほうがいいかもしれませんが、産後はお腹の痛みでそれどころではありません。
食事も丸2日食べられず、普通の食事は5日目くらいにやっと少し食べられたくらい。
もちろんお見舞いのお菓子も食べられません。
最大の準備はやはり心の準備!と、声を大にして言っていました。
5、夏や冬、季節によって持ち物は変わるの?
ほとんど変わりません。
院内は赤ちゃんのために28度前後に設定されていて暑い!
そのため院内で使用するものに関しては通年同じです。
管理入院の方は外出する機会もあると思うので、着替えを季節に合わせたものにするくらいです。
6、まとめ
いかがでしたか?
産院によって準備されているものや持ち物が変わってきますので、入院の説明時にきちんと産院に確認しましょう。
不安なことも多い時期かと思いますが、可愛い赤ちゃんに会えるまであと少しです。
体調に気をつけながらベビーグッズを揃えて万全な状態で臨んでください。