パルシステムとコープ両方加入した２児の母が離乳食の違いを９つの項目で徹底比較

赤ちゃんが生後6カ月ごろになると始まる、魔の離乳食作り。
離乳食初期はほぼ液体のものしか食べられないので裏ごしが必須です。
はい、とても面倒ですしめちゃくちゃ時間がかかります。

そこでこの地獄の離乳食作りを軽減させてくれるのが生協です。
その中でも有名なパルシステムとコープ、どちらも離乳食を取り扱っていますが正直違いがよくわかりませんよね。

今回は2児の母である私が実際に両方使ってみてパルシステムとコープの離乳食の違いを９つにまとめました。
私は子ども達の離乳食期に大変お世話になったのでこれから離乳食を始めるかた、離乳食作りに疲れ切っているかたに負担が軽減されるから生協って最高だよ！！！
ということをお伝えしたいと思います。

ぜひ面倒な離乳食作りから解放されて少しでも自分の時間を確保してください。

１、パルシステムとコープの違いを９つの項目で比較してみた

（１）パルシステムとコープの離乳食｜入会特典の違い

*2023年8月現在の入会特典
時期や地域によって入会特典は異なりますので注意してください。

おうちコープ

Web加入申し込みで1,000円分のポイントプレゼント

こう見るとパルシステムの方が入会特典が豊富ですね。

入会してすぐは特典がたくさんあるのでとってもお得でした。
しかし、コープデリで気をつけなければいけない点は特典が自動適用されないという点です。

注文時に自分で特典のプレゼント商品をカゴに入れなければならず、本来ならば無料で商品をもらえたのに貰い損ねてしまったということがありました。
お買い物クーポンも同様に自分でクーポン処理をしなければいけませんでした。
ここ、是非ともコープに変えてもらいたい点です！！

パルシステムは特典が全て自動適用されるので安心してください。

（２）パルシステムとコープの離乳食｜子育て割引の違い

パルシステムとコープには子育て割引という特典があります。

子育て割引とは母子手帳が交付されてから使え、基本手数料や送料が無料になるという特典です。
地域によって金額が異なりますがパルシステムは最大270円
コープは基本手数料と配送手数料併せて250円ほどかかります。

注文金額で送料が変わってきますが、値段関係なくいつでも送料無料というのは嬉しいですよね。
特に子供が小さいうちは買い物に行くのも一苦労ですし、万が一感染症にかかってしまった場合でも宅配で届けてもらえれば食糧に困る心配もありません。

我が家は大人が感染症にかかってしまい、買い物に行くことができなかったので生協に入っておけばよかったと大後悔しました。

送料無料期間はパルシステムだと半年〜1年、コープは1年〜2年なのでコープの方がお得期間が長いですね。

（３）パルシステムとコープの離乳食｜値段の違い

コープに比べてパルシステムは高い、割高だと耳にしたことはありませんか？

私もそう思っていたのですがパルシステムの担当の方に話を聞くと、パルシステムはコープよりも内容量が多いためグラム単位で見ると金額に大差ないといわれました。

離乳食にも大活躍なパラパラミンチを例にグラム単価を比べてみました。

確かにグラム単位で見ると金額に大差ありません。
もちろんモノによるとは思うのですが、パルシステムは割高だとは言い切れないということがわかりました。

（４）パルシステムとコープの離乳食｜品質基準の違い

コープの商品は国の安全基準値と同等ですが、パルシステムは項目によって国の基準よりも厳しい基準値を設けています。
また、パルシステムは化学調味料が含まれた食材や遺伝子組み換え食材を取り扱っていないため利用者からは安心して食べられるという声も多くいただくそうです。

（５）パルシステムとコープの離乳食｜商品数の違い

＊2023年7月のカタログ比較

パルシステム、コープともに離乳食・幼児食専用のカタログがあります。
パルシステムの方が一見すると離乳食の商品数が多く見えますが、実はオリジナル商品が少なく、大人も食べる骨取り魚やパンも一緒に掲載されているため商品数が多く見えるだけなのです。

そのため離乳食、幼児食の種類が豊富なのはコープと言えるでしょう。
実際、パルシステムで話を聞いた際、担当者さんも

生協で離乳食、幼児食の種類の多さはコープさんが一番ですよね〜

とおっしゃっていました。

ちなみにおうちコープの離乳食で私のオススメ商品をまとめましたので参考にしていただけますと幸いです。
離乳食作りから解放｜おうちコープの離乳食を他の生協よりも推す４つの理由

（６）パルシステムとコープの離乳食｜出資金の違い

パルシステム、コープともに加入時、出資金を求められます。

出資金とは生協の運営資金を会員で賄いましょうという目的で集金されます。
出資金の最低金額は加入する地域で金額が異なり、パルシステムが1,000円〜2,000円、コープは500円〜1,000円なのでパルシステムのほうが少々高めに設定されています。

しかし、これは退会時に全額返金されるので出資金の金額はあまり重要ではないと個人的に思います。
銀行に預けたくらいに思っておきましょう。

（７）パルシステムとコープの離乳食｜支払い方法の違い

コープは口座引き落としのみですが、パルシステムは口座引き落としかクレジットカード支払いを選択することができます。

クレカ払いだとポイントが貯まりますし、マネーフォワードのようなアプリ連携をしているご家庭は支出が管理できていいですよね。

（８）パルシステムとコープの離乳食｜お試しセットの違い

名称	品数	価格	対象地域
すくすく子育てセット	４品	500円	東京、千葉、埼玉、茨城、群馬、長野、新潟、栃木

引用：コープデリ

名称	品数	価格	対象地域
定番満足お試しセット	8品	780円円	東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬、福島、山梨、長野、静岡、新潟

引用：pal*system

パルシステムもコープも入会前に商品を試せる「お試しセット」に申し込むことができます。
＊お試しセットは時期により内容が異なる場合があります

お試ししやすい金額になっているので加入しなくとも気軽に頼んでみてはいかがでしょうか。
ちなみにコープもパルシステムも玄関で入会のご案内などの説明を受けましたが、絶対に入らなくてはいけないというような圧は感じませんでした。

「夫とも相談してから決めます」
と言ったらすぐにお帰りになりました。
その後しつこい電話勧誘などもありませんでしたから皆さんも身構えなくて大丈夫ですよ。

（９）パルシステムとコープの離乳食｜資料請求したときにもらえるものの違い

資料請求でもらえる特典はおうちコープが一番豪華ですね。

ちなみに私はコープではワイワイスティックゼリー1袋、パルシステムではパスタを1袋もらいました。

２、パルシステムとコープ、両方使ってみた感想

私は両方ともネットから注文していたのですが、コープはアプリでの注文がしづらい！
私がパルシステムと比較して不便だと思った点をまとめました。

• 毎回ログインするのに組合員番号とパスワードを求められる
• お気に入りボタンがないため、気になった商品を見返すことができない
• カート内には商品画像が表示されないためどんな商品だったかわからない時がある
• 読み込みが遅い
• 紙のカタログで商品を見て注文はアプリでするという手間が発生するためアプリ完結ではない

パルシステムはWebカタログがあるので、アプリで今週のチラシを見ることができ、その商品画像をタップするとカートに入る仕組みになっているので紙のカタログを見る必要がありません。

コープもアプリで完結すればもっと使いやすくなっていいのにな〜と思いました。
ただ、取り扱っている商品自体はとてもいいですよ！

まとめ

パルシステムとコープ両方利用して結局どっちがいいのか？
と思ったので9つの項目で比較してみました。
結果、離乳食期なら商品数が多いコープかなとも思いましたが正直、甲乙付け難いですし子育て割引期間は両方使ってみればいいのではないかと思います。

お得なキャンペーンもやっていることですしね。
退会は両方とも配達担当者さんに伝えるか電話で退会の意思を伝えればokです。
特に引き止められることもありませんでした。

離乳食はコープやパルシステムの離乳食をフル活用して乗り切りましょう！