育休取得して毎日24時間、子どもと過ごしていたけれど保育園の入所が決まって職場復帰が目前となってきました。
でも最初は慣らし保育があって最初から以前と同じようには働けませんよね。
そこでせめて慣らし保育が終わってから復帰することはできないのか考える方も多いと思います。
今回は二度の育休を取得したわたしの経験談をもとに、育休を取得して保育園が決まったらすぐに職場復帰しなくてはいけないのかについて書いていきます。
これを読めば保育園の入園=即職場復帰日ということではないということ、慣らし保育中の育休手当などについてわかります。
1、育休取得して保育園入園=即職場復帰ではない
実は育休を取得し、保育園が決まったらすぐに職場復帰しなくてはいけないということはありません。
慣らし保育期間は預かり時間が短く以前と同じように働くことは難しいということがわかっているからなのか慣らし保育中も育休期間とみなされます。
そのため親も子も100%慣らし保育に専念することができます。
いつまでに復帰する必要があるかは各自治体によって異なりますので、必ずお住まいの担当窓口に保育園入園が決まった場合いつまでに復帰する必要があるのか確認をしましょう。
2、保育園が決まってもすぐに職場復帰しないことで得られる4つのメリット
わたしが感じた即復帰しないことで得られる4つのメリットをご紹介します。
(1)念願のおひとり様タイムを謳歌できる
出産してから今まで24時間子どもと一緒で長時間のおひとり様タイムなんてほとんどありませんでした。
保育士さんというプロに預けているため、子どもの心配もしなくて済みますし心置きなく自分のメンテナンスや今までできなかったことを楽しむ期間だと思っています。
こんな期間、次にいつ訪れるかわからないのでみなさんもぜひ満喫してください。
(2)入園式に参加することができる
保育園入園と同時に職場復帰すると平日に入園式がある場合は参加することができません。
もしも参加する場合は復帰早々、有給を使って参加することになりますのでちょっと後ろめたいですよね。
(3)慣らし保育に親子ともども専念できる
慣らし保育は大体1週間〜2週間の期間を設けているところが多い印象です。
しかも最初の2,3日は数時間でお迎え、そこから徐々に預かり時間を長くするというものなので正直職場復帰したとしても仕事になりません。
そして子どもは保育園の洗礼を受けて初めのうちはすぐに風邪をもらってきて体調を崩しがちになります。
我が子も慣らし保育が完了した矢先、すぐに風邪をひき3日間お休みをしました。
職場復帰を後に設定することで子どものケアを100%することができますし、親としても仕事の心配をしなくて済むので心にゆとりができます。
(4)社会保険料が免除される
これは月をまたいで復帰した方が対象ですが例えば4月に入園し、5月のGW後に復帰した場合4月の社会保険料が免除されます。
社会保険料は日割計算ではなく月計算なので4月1日に復帰しようが4月20日に復帰しようが満額給料から引かれます。
そのため慣らし保育が終わる中旬〜下旬に復帰するのが一番損です。
ここで復帰はできれば避けてください。
実は保育園に4月入園しても即職場復帰しなくてもいいって本当?5月復帰で得られる4つのメリット
3、慣らし保育期間中も育休手当は支給されるのか
慣らし保育期間であっても育休手当はもらえますが、例外もあります。
それは慣らし保育期間中に育休が満了する場合です。
育休は子どもが満1歳になる前日まで取得することができ、もしもその際保育園に落選してしまった場合1歳6ヶ月まで、最大2歳まで延長することができます。
もしも4月に保育園入園が決まり4月6日で育休満了日を迎えた場合は慣らし保育期間中であってもその日までしか育休手当は支給されません。
つまり慣らし保育期間中休みたいのであれば有給を当てるしかありません。
育休を延長するには保育園に落選する必要があるので、慣らし保育期間中だけ育休を延長することはもちろんできないのです。
まとめ
育休を取得して保育園が決まったとしてもすぐに職場復帰する必要はないということについてお話ししました。
わたしはこのことを知らずに第一子の時、入園=即職場復帰なんだと思い込んでおりバッタバッタの慣らし保育期間でした。
わたしのようにならないようにみなさんはぜひ心身ともにゆとりのある復帰をしてください。
そして保育園に無事入園し、職場復帰後も悩みは尽きません。
そんな時は家事代行に頼ってはいかがでしょうか。
わたしは職場復帰してから家のことが回らなくなり、帰宅して一番面倒な料理を月2回ほど代行することにしました。
人によりますが大体1回3時間で10品ほど作ってくれます。