離乳食作りに必須なアイテムはいくつかあります。
しかし、それを全て揃えるとなると結構なお金がかかりますよね。
実は100均でも離乳食グッズが売っているの知っていましたか?
今回は私が実際に使用しているものも含めて数多くある100均の離乳食グッズの中からこれは持っておくといいと思ったもの、買ったけど失敗だったものなどをご紹介します。
*店舗によって品揃えが異なるので今回紹介するものがない可能性もあります。
1、離乳食の基礎知識
離乳食は以下4つの時期に分けることができます。
時期ごとによく使う道具が変わってきますので必要に応じて買い足しをしましょう。
・離乳食初期(ゴックン期)5〜6ヶ月
1日1食でほとんどミルクから栄養をとる
・離乳食中期(モグモグ期)7〜8ヶ月
1日2食で豆腐くらいの硬さの食材を食べることができる
・離乳食後期(カミカミ期)9〜11ヶ月
1日3食になり、奥歯で食べ物をすり潰しながら食べることができる
手掴み食べが始まる頃なので果物や野菜スティックなど持ちやすいものを食べさせてあげる
・離乳食完了期(パクパク期)12~18ヶ月ごろ
1日3食に加えて1~2回程度のおやつをあげて補食してあげる
ほとんど大人と同じものを食べられるようになる
毎回作るのは大変ですから1週間分の作り置きをして冷凍庫で保管しておくと便利です。
離乳食初期は食べる量が本当に少ないので保存容器を購入する場合はちょっと大きめのものを買ったほうが長く使えます。
2、ダイソーでもセリアでも売っている離乳食便利グッズ2選
100均といってもダイソー、セリア、Can★Doと種類があります。
ダイソーが一番種類が多く、Can★Doはキャラもの食器くらいしかありませんでした。
ダイソーとセリアはかぶっている商品が多かったのでまとめて紹介します。
(1)離乳食プレート
3種類の離乳食をまとめて盛り付けることができる離乳食プレート。
離乳食は主食と副菜2品で構成されることが多いのでこのプレート1つ買えば事足りてしまいます。
深さもあるのでスープや離乳食初期からでも使用することができます。
2枚のプレートを重ねて収納することができるので場所も取らずコンパクトにまとまります。
(2)ポケット付きお食事エプロン
ダイソーもセリアもディズニーキャラクターの柄がたくさんありました。
その他、ダイソーはスマイリー、セリアはひよこや花柄など。
種類はダイソーの方が多い印象です。
こちらのエプロンは折り畳めるので持ち運びに便利!
どちらも使いやすいですが、食べこぼしキャッチ部分を折り返して使うので洗った後、乾き辛いというところが難点です。
3、ダイソーのみ取り扱いがある離乳食便利グッズ6選
やはりダイソーが一番品揃えが豊富でした。
離乳食便利グッズだけでなく、おままごとセットや赤ちゃんのいたずら防止グッズなど商品が多岐に渡っています。
店舗によってはベビー専用コーナーが作られているくらいなので、最近のダイソーはベビーグッズに力を入れているのだなという印象です。
(1)おかゆカップ
個人的にこれが一番DAISOにあって衝撃を受けた商品です。
炊飯器か電子レンジでおかゆが簡単に作れてしまいます。
さらにすごいのは炊飯器でおかゆを作る場合は保存用の蓋の上に野菜を置いておくと温野菜まで作れちゃうんです!
これで野菜を柔らかく茹でる手間も省けて一石二鳥ですね。
炊飯器、電子レンジそれぞれでの作り方をご紹介します。
炊飯器 | |
10倍がゆ | 米:水=スプーン1杯:10倍がゆのメモリ |
7倍がゆ | 米:水=スプーン1杯:7倍がゆのメモリ |
5倍がゆ | 米:水=スプーン1杯:5倍がゆのメモリ |
!注意!
・洗米済の生米を使用する
電子レンジ | |
10倍がゆ | 米:水=スプーン1杯:スプーン3杯 |
7倍がゆ | 米:水=米:水=スプーン1杯:スプーン3杯 |
5倍がゆ | 米:水=スプーン2杯:スプーン2杯 |
!注意!
・炊いてある米を使用する
・必ず付属のスプーンの底で米を潰してから水を入れる
・吹きこぼれ防止のため下に大きいお皿を置くか、30秒ごとに電子レンジにかける
完成したら付属のスプーンの底を使って米をすり潰すのですが、10倍がゆは粒がなくなるくらいサラサラにしないといけません。
私はその状態になるまでに1時間ほどかかった経験があるのでブレンダーがあると便利です。
たった3分でサラサラ10倍がゆを作ってくれます。
(2)シリコーンボウル
画像左側の食器のひっくり返し防止に使えるシリコーンボウル。
後ろに強力な吸盤がついているのでひっくり返される心配がありません。
ただ、とって部分を含めると直径約20cmあるので結構場所を取ります。
こちらは100円商品ではなく300円です。
(3)シリコーンランチマットプレート
画像右側のマットとお皿が一体となったプレート。
これもシリコーンボウルと同じくひっくり返し防止に使え、さらに食べこぼしによってテーブルの上が汚れて拭くという手間も省けます。
こちらは100円商品ではなく400円です。
(4)シリコーンポケット付きお食事エプロン
ナイロンのお食事エプロンよりも洗いやすく、乾きやすいのでカビる心配がありません。
200円しますが日常使いではナイロンよりこちらの方がオススメです。
(5)トレーニングスプーン&フォーク
持ち手部分が凹んでおり、正しくスプーンとフォークを持つことができるという商品です。
持ち手が太いので握りやすく、スプーンを使い始めたお子さんにおすすめです。
(6)離乳食保存容器
50,60,90,100mlの4サイズで、この大きさは離乳食中期以降に活躍します。
50,100サイズは10個入り。
60,90サイズはそれぞれ2個入りです。
私は50サイズを利用していますが、ベビーザラスで購入した同じ形のものと比較すると少しプラスチックが柔らかいため、ちゃんと閉めないと開いてしまうところが少しマイナスポイントですが総じて満足しています。
食材の色移りがしやすいとかもありません。
4、【番外編】3COINS(スリーコインズ)の離乳食便利グッズ3選
3COINSにもベビー用品があるの知っていますか?
100均では取り扱っていない便利グッズもあるのでご紹介させていただきます。
3COINS(スリーコインズ)のまじで使える離乳食グッズ4選
(1)4種類から選べるシリコンプレート
-
SNSでママたちが買って本当に良かったと大絶賛されているシリコンプレート。
- マットと一体になっているのでひっくり返される心配がない
- 落としても割れない
- 自分の好きなものにご飯が乗っているのでテンションが上がる(車好きな男の子)
これのすごいところは3つ
車、雲、くま、KIDSプレートの4種類から選べるので全部可愛いからどれにしようかめちゃくちゃ迷ったという声も多くあがっていました。
くまのプレートだけマット一体型ではないので注意してください。
(2)床にご飯がこぼれる心配なし!ポケット付きシリコンマット
食べこぼしをキャッチしてくれるポケット付きシリコンマット。
赤ちゃんは食べこぼし防止のエプロンを付けていても口に運ぶまでにたくさんこぼすのでテーブルや地面が大惨事なんてことあるあるですよね。
これを敷いておけばテーブルが米でカピることも、地面に落ちた食材を踏んづけてしまったなんてことも随分減ります!
他のベビー専門店では大体1,000円オーバーですが、なんとこれ半額の500円で手に入っちゃうんです。
(3)計量スプーン
少々、小さじ1/2、小さじ、大さじ1/2、大さじ
5つの計量スプーンがセットになった商品!
これ、何がいいって1/2を計れること。
赤ちゃんは薄味が基本なのでレシピでよく小さじ1/2とか出てきませんか?
小さじ1の計量スプーンに目分量で調味料を入れていましたがこのスプーンを発見してからはきちっと分量が計れるので「入れすぎてしまったかも‥」なんていう心配はありません。
5、あったら便利!シリコンスチーマーが離乳食でめちゃ使える2つの理由
シリコンスチーマーって電子レンジにかけるだけで温野菜を作ることができてめちゃくちゃ便利ですよね。
私が離乳食のストックを作るときにシリコンスチーマーを使ってよかったことを2つご紹介します。
ちなみにシリコンスチーマーの代わりに耐熱容器でも同じく温野菜を作ることができるので耐熱容器をお持ちの方はわざわざシリコンスチーマーを揃える必要はありません。
(1)時短できる
ジャガイモ、さつまいも、かぼちゃのような柔らかくするのに時間がかかる食材にお勧めです。
表面を少し濡らしてレンジに2〜3分かけるだけであっという間に柔らかくなりますし、煮崩れする心配もありません。
(2)栄養素を逃がさない
離乳食で使う食材って噛む力が弱い赤ちゃんのために結構煮込んで柔らかくしないといけませんよね。
ほうれん草やブロッコリーのような葉野菜は茹ですぎると栄養が外に逃げ出してしまいます。
そのため、せっかく作ったのに赤ちゃんに栄養素が100%行き渡らないなんてことを防ぐためにシリコンスチーマーを使いましょう。
シリコンスチーマーで調理すれば茹でないので中に栄養を閉じ込めたまま熱を通すことができます。
6、個人的に100均で買わなくていいと思った商品3選
個人的にあまり使う機会がない&買って後悔した商品をご紹介します。
あくまでも私個人の意見ですので、参考にしてください。
(1)離乳食用製氷機
離乳食用とされていますが、ひねってもトレーが固く全く1つずつ取り出すことができません。
離乳食の保存容器では1個ずつ取り出せるように後ろから押し出せるものを買うことをお勧めします。
(2)麺カッター
外出先で麺を取り分けて食べるときにいいかもと思い購入しましたが、そんな瞬間は訪れませんでした。
家でパスタやそうめんをあげるときも茹でる前に折るかベビー用の初めから1cmほどの長さにカットされているものを購入しているので使用機会は0です。
こちらはセリアとダイソー両方で販売されています。
(3)シリコーンスプーン
セリアでもダイソーでも売っているシリコーンスプーン。
滑らないので子どもが持ちやすいし、食器を叩いて音を出すという心配がないため購入したのですがスプーンとしての機能を全く果たしませんでした。
なぜならばグニャグニャで食材をすくえないし、食べ物を乗せて子供の口に運んでも口の周りにぶつかればぐにゃりと曲がって食べ物が全て落ちてしまうからです。
1度だけ使用し、その後はおままごと用のスプーンとして眠っています。
まとめ
離乳食は毎食作ろうとするととても大変なので保存容器を使って1週間分のストックを作って食べるときにレンジで温めるのが楽でお勧めです。
100均でも便利グッズはたくさん出ていますのでぜひ試してみてください。
今回ご紹介したもの以外でも次々と新しい商品が出るのでチェックが欠かせませんね!