【絵本から得られる5つの効果】寝る前に読みたい絵本を年齢別に紹介

絵本を読む 子育て
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お子さんの寝る習慣として多くのご家庭で取り入れられている絵本による寝かしつけ。

日中に読むことももちろん大事ですが、実は寝る前に読むことである効果がアップすることがわかっているんです。

それを知ってから我が家では夜寝る前に1冊絵本を読むことを習慣としています。

今回は寝る前に絵本を読むことで得られる5つの効果、絵本の選び方、書店の絵本コーナーで掲示されていた年齢別おすすめの絵本を各5冊ご紹介しているので絵本選びの参考にしてみてください。

1、寝かしつけに絵本を用いることで得られる5つの効果

男の子の赤ちゃん
絵本の読み聞かせはさまざまな効果をもたらすことを知っていますか?
特に寝る1時間前に見たり聞いたりした内容は脳に定着しやすいと言われています。

そのため日中に絵本の読み聞かせをした時よりも寝る前の方が得られる効果が高まるものも。
(1)(2)は寝る前に絵本を読むことで得られる効果、それ以降は絵本を読むことで得られる効果としてご紹介します。

(1)絵本を読んだら寝るというリズムが作られる

絵本に限ったことではないですが
「夜寝る前にコレをしたらもう寝る時間だよ」
というのを子どもに覚えさせ、スムーズに眠りにつくようトレーニングをします。
一種のネントレですね。

おやすみ用の絵本はたくさん販売されているので入眠儀式として取り入れるご家庭が多いです。

(2)リラックス効果があるため睡眠の質が向上する

絵本の読み聞かせをすると子どもが心地いいと感じて精神的にリラックスできることがわかっています。

大人にも言えることですが、リラックスして眠りにつくと副交感神経が優位に働き深い眠りにつくことができます。

深い眠りにつくことができれば、翌日に疲れや眠気を残すことがないのでスッキリ目覚めることができ、赤ちゃんも上機嫌で1日を過ごせます。
日中機嫌が悪いことが多い、寝付きが悪いという赤ちゃんにはぜひ絵本の読み聞かせをしてみてください。
参考:「絵本の読み聞かせ」の効果の脳科学的分析

(3)語彙力、想像力が培われて学力がアップする

絵本にはたくさんの文字が書かれています。

「うさぎが横にぴょんぴょん動きます」

という言葉が書かれていれば
絵本の中にいるうさぎはもちろん横に動いているので言葉と動作を結びつけて言葉の意味を学ぶことができます。
しかし絵本の中のうさぎは動画のようにはもちろん動きません。

赤ちゃんは頭の中でうさぎが動いているところをイメージするのです。
さらにはうさぎの周りの景色なども想像していることでしょう。
つまり想像力を働かせながら絵本を見ていることになります。

これらのことから、絵本の読み聞かせは言葉や想像力が養われ将来的に頭のいい子に育つ傾向が高くなります。
特に寝る1時間前の記憶は脳に定着しやすいので寝かしつけに絵本を用いることは効率よく語彙力、想像力を養うことができるのです。

参考:平成28年度 全国学力・学習調査 報告書

(4)感受性が豊かになる

前述の想像力がアップすると似ていますが、絵本の読み聞かせから感受性が豊かになるということがわかっています。

感受性とは、外から受ける印象や刺激を感じ取れる能力のこと。
赤ちゃんは絵本を通じて登場人物の心情の変化を学んだり、絵本の世界の情景を想像したりします。

例えば人と共感することができる、相手の気持ちに寄り添うことができる、季節の移り変わりを感じることができるなどが挙げられます。

(5)パパやママとスキンシップが取れる

赤ちゃんは大好きなパパとママの声を聞いて安心します。

絵本を読みながら

「これは何かな?」
「あ、カエルさんがいるね」

など赤ちゃんに問いかけながら読み進めるご家庭が多いと思います。
この時に肌と肌のふれあいや、お子さんとのアイコンタクトを取ることによってスキンシップを取ることができます。

2、いつから絵本で寝かしつけすればいいのか

いつ
いつからという明確な月齢はありません。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいる時(妊娠8ヶ月ごろ)から聴覚が発達してくるので、産まれる前から読み聞かせをされる方もいます。

私はミルクを飲ませて寝かしつけを行っていたので、ミルクを卒業してから入眠儀式として絵本の読み聞かせを行いました。
そのため寝かしつけとして絵本を読み始めたのは1歳前後ですね。

日中に読む絵本は色の識別ができ始める生後3ヶ月ごろから始めました。
寝かしつけ用ではなく、日中に低月齢のお子さんに読んであげたいおすすめの絵本を以下の記事で紹介しているので、よろしければ参考にしてみてください。

3、寝かしつけに最適な絵本の選び方

絵本の選び方
寝る前にお子さんが好きな本を持ってきて、それを読むというスタイルのご家庭も多いかと思います。
我が家もそれです。
しかし、寝る前に読む本としては適さないものもありますのでぜひ寝かしつけの絵本選びの参考にしてみてください。

(1)年齢にあった絵本を選ぶ

①0歳児

内容よりもはっきりした色使いやリズムが取りやすい絵本を選ぶようにしましょう。
まだお話の内容はもちろんわかりませんので、本として用いるというよりかは遊び道具として考えてください。

②1歳児

“オノマトペ”と呼ばれる擬音語や擬態語が使われている絵本を選ぶようにしましょう。

「ワンワン」
「ザーザー」
「パラパラ」
「すやすや」

といった言葉です。
まだおしゃべりはできませんが、大人の言っている言葉の意味がわかり始める頃です。
絵本を通じて言葉の意味を理解するようになり、指をさしたり、驚いたり笑ったりとさまざまな表情を見せてくれるでしょう。

③2歳児

「◯◯はお布団に入ってねんねしました」
「外が真っ暗、お外にお月様が出てきてみんなおやすみの準備」
など寝る時間だよというのがわかるような物語にして、絵本の世界の真似をするよう促しましょう。

2歳は自分の要求をぶつけてくる年齢です。

「まだ遊びたい!寝たくない!」

と駄々をこねる時があると思いますが、この頃は真似っこが好きな時期でもあるので絵本の世界で描かれているおやすみモードを真似っこして寝るようになった!という声が多数あります。

④3歳〜4歳児

この年齢はおしゃべりも盛んになり、「なんで?」「どうして?」といろいろなことに疑問をもつお年頃です。
人の気持ちに共感したり感情を表現する力が身についてきた頃なのでストーリー性のある短めのお話がおすすめです。

(2)ゆったりしたペースで進む物語

寝かしつけに用いる本なので冒険や面白おかしい話は避けましょう。
興奮して逆に目が冴えてしまう可能性があります。
そのため、どちらかというと単調で静かなトーンの絵本を選ぶようにしてください。

(3)短い物語

年齢にもよりますがあまり長い本だと子どもの集中力が切れてしまうという理由の他に、寝かしつけの時間が長くなりママやパパの負担が大きくなってしまうからです。

ただ、絵本を読んでもなかなか寝てくれないお子さんには眠気を誘う少し長めの絵本もあります。
この後紹介しますが、寝かしつけに苦労されているママパパはちょっと大変ですがそのような本も試してみてください。

4、【年齢別】寝かしつけに最適なおすすめ絵本5選

本屋さんで年齢別におすすめされていた本をご紹介します。

(1)0〜1歳

①おつきさまこんばんは

https://youtu.be/Y0nwS55rtAM
まんまる満月のおつきさまが夜になって現れ、話が進んでいきます。
この本の魅力はおつきさまの表情が悲しんだり笑ったりとコロコロ変わっていくところ。

私の娘は夜空と黄色いおつきさんのコントラストが映えていて見やすいのかじーっと絵本を見ながら聞いてくれました。

おつきさまこんばんは
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②ねむねむごろん


色々な動物が
「ねむねむ ごろん」
「ねむねむ こてっ」
と、それぞれの寝やすいポーズで眠りについていきます。

そして最後の方のページでは人間の赤ちゃんがママやパパにぎゅっと抱っこされて眠りにつくというお話です。
かわいい絵のタッチと、0〜1歳さんが好きな”オノマトペ”がたくさん使われています。

ねむねむごろん
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③み〜んなあくび!どんなあくび?

世界20カ国以上で読まれており、アメリカの“Kirkus review”で年間ベストブックに選ばれた本です。

猫からヘビまでさまざまな生き物のあくびが描かれており、口の部分に飛び出す仕掛けが施されているのでお子さんと一緒に遊びながら読み進められる仕掛け絵本となっています。

さらにはこの絵本で寝かしつけはもちろんのこと生き物の名前も一緒に覚えることができちゃう!

み〜んなあくび!どんなあくび?
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④もうねんね

https://youtu.be/yN4H9MCMMa0
あの大ベストセラー「いないいないばあ」の絵本作家たちが手がけている絵本。
犬や猫、さまざまな動物が今にも寝そうな顔をしてネンネしています。
最後は「みんなでネンネ おやすみなさい」と言って終わるのでお子さんの寝かしつけにぴったりな1冊。

「みんなネンネしちゃったから寝ようね」
とうちの娘にお話したらすんなりとおやすみモードに入ってくれました。

⑤こぐまちゃん おやすみ


この絵本では、8時の寝る時間が来たら歯磨き、お着替え、お父さんと遊んで、ママに絵本を読んでもらって眠りにつくという夜の楽しいひと時が描かれています。

オレンジや黄色など原色を使って描かれているので、まだ視力が弱い月齢の低い赤ちゃんも認識することができます。
こぐまちゃんはシリーズ化しているので、この絵本をお子さんが気に入っているようでしたら他のシリーズもぜひ試してみてください。

こぐまちゃん おやすみ
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(2)2歳〜3歳

①ゆっくりおやすみにじいろのさかな


子どものにじうおが寝たいのにたくさん怖いことを考えてしまってなかなか眠りにつけず、1つ1つの不安にママうおが「大丈夫よ」と言って安心させてくれるお話。

にじうおのウロコにはキラキラ光る装飾が施されていて、角度によってさまざまな色に変化します。
まさに虹色。
このきらきら光る部分が気になるのかうちの娘はいつも指をさしてます。

ゆっくりおやすみにじいろのさかな
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②ねないこだれだ

https://youtu.be/nw4O-oFhQj0?t=8
夜9時になっても寝ない子はおばけがお空に連れてっちゃうぞ〜〜!!
という内容の絵本です。

怖くて泣いちゃうお子さんもいるみたいですが、おばけに連れてかれちゃうから早く寝なきゃ!
と思って布団に潜り込みますというクチコミもあったので怖がらせるという手もありなんだなと思った1冊です。

ねないこだれだ
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③おやすみ、はたらくくるまたち

https://youtu.be/1k_sDaLIRxo
ニューヨークタイムズ ベストセラーリスト第1位!
車や電車が好きな男の子におすすめな1冊。

工場現場ではたらくショベルカー、ミキサー車、ブルドーザーなどが日中は一生懸命働き火が沈んでくるとそれぞれがゆっくりとエンジンを止めて眠りにつくシーンが描かれています。

この流れをお子さんに読み聞かせて
「車さんたちもみんな夜になったからネンネしたんだよ」
とお子さんに語りかければ真似っこして眠りについてくれたという声がたくさん挙がっています。

おやすみ、はたらくくるまたち
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④おやすみなさい おつきさま

https://youtu.be/HH8uvzaYyt0
うさぎさんが1日の終わりに感謝を込めて部屋中の物に対して「おやすみ」と言ってまわる絵本です。
見開きページがカラー、白黒の繰り返しになっておりカラーページも段々と色が暗くなっていき夜を演出しているようで面白い仕掛けの絵本だと思いました。

おやすみなさい おつきさま
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⑤だいすきぎゅっぎゅっ


1日の流れを絵本にしており、所々に親うさぎと子うさぎが「ぎゅっぎゅっ」と抱き合うシーンがあります。
我が家ではそのシーンに合わせて子どもをぎゅっと抱きしめていました。

寝る前にたくさんスキンシップが取れるおすすめの1冊です。

だいすきぎゅっぎゅっ
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5、なかなか寝ないお子さんへ|これを読めば眠気を誘う心理学に基づいた絵本

寝ない
自我が目覚めてくると
「まだ眠くない!遊ぶんだ!」
と、入眠を拒否するお子さんがたくさんいます。

そんな時は心理学に基づいて作られた眠気を誘う絵本を読み聞かせしてみてはいかがでしょうか。
半信半疑で買ったけど、本当に寝た!という声が続々と挙がっています。

(1)おやすみ、ロジャー

シリーズ累計100万部突破の大ベストセラー!

王様のブランチ、あさイチやめざましテレビなどさまざまなメディアでも取り上げられています。

「ここを強調して」「ゆっくりめに」
など読む側に細かい指示が入っているので、それ通りに読み聞かせれば◎

ただ、32ページと少し長めなので朗読する親御さんは少し大変なのがネック。
朗読CD付バージョンも発売されているので、大変な方はそちらを試してみるといいと思います。

おやすみ、ロジャー
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(2)おやすみ、エレン

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おやすみロジャーの第二弾!

ロジャーはうさぎなのですが、ちょっと絵が気持ち悪いという声もちらほらありました。
エレンは可愛らしいゾウさんが森の中を探検するというお話で、イラストのタッチがガラッと変わっています。

ロジャーと同じく心理学に基づいた作りになっています。
この続編とも言える第二弾はロジャーで寝付けなかった子用にバージョンアップして作ったもののようです。
ロジャーは合わなかったというお子さんはエレンにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

おやすみ、エレン
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6、便利なアプリも登場!夜ちょっと疲れている時はアプリに頼ろう

便利家電
親子のコミュニケーションになるので、できれば生の声で読み聞かせをしてあげたいところですが、パパやママも疲れてヘトヘトな日ありますよね。
そんな時はアプリや最新の機械に頼ってみてはいかがでしょうか。

(1)聴ける!遊べる!絵本読み聞かせアプリみいみ




\今なら1ヶ月無料で体験可能/
人気の絵本から童話まで50冊以上が配信されていて、プロのナレーターが読み聞かせをしてくれるサービスです。
アプリの操作方法はとっても簡単。
ホーム画面

右にスライドして絵本を選びます

選択

気に入った絵本をクリックすると、対象年齢と読み終えるまでにかかる時間が表示されるのでご自身のお子さんの月齢に合った本なのかわかります。

英語の絵本

なんと、日本語だけでなく英語の絵本もあります。
音声は英語で日本語字幕もついているので英語の本に触れさせたいと考えているご家庭にはピッタリ!

子どもの寝かしつけに!絵本読み聞かせアプリみいみ

アプリの特徴

・音声を録音することができる
ナレーターではなくパパやママの声で本を読むことができますし、お子さんとキャラクターごとに吹き替えをして一緒に楽しむこともできます。

・本の表紙を変更することができる
お子さんが表紙を真似っこして書いた写真を本の表紙として設定できるので、オリジナリティーあふれるアプリを作り上げることができます。

(2)popin Aladdin


世界初!プロジェクター付きシーリングライト

独自に開発した6つのキッズコンテンツを楽しむことができます。
しかも毎日コンテンツが追加されるので飽きる心配ナシ!!
絵本の読み聞かせはもちろん、その他にも図鑑やひらがなの表などたくさん楽しむことができます。

まとめ

いかがでしたか?
わたしは夜寝る前に絵本を読むことで日中に読むよりも語彙力、想像力が培われる効果が高くなるというのは驚きでした。

本の読み聞かせは小さいお子さんだけでなく小学校高学年ごろまで続けてあげると読書率が向上されるということが文部科学省の調査でわかっています。
そのため大変かとは思いますが、絵本はお子さんの可能性を引き出す魔法の道具ですのでぜひたくさん読んであげましょう。

管理人
kao
kao

【ワーママはメンタル強くないとやっていけない】
1990生まれ
👧2019.11👧2022.11
生まれの姉妹を持つ二児の母
これだけは言わせてください
酒が好きです。

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